好きだよby基山ヒロト

プレゼント。 ページ13

―――すっ飛ばして次の日((((ｽﾐﾏｾﾝ


A「・・・なんかないかなー」


どうも、浅野Aです。前にも言いましたが暇です。

何もするコトがないです。


看護師「おとなしくしててね？」

A「・・・はい」


・・・親もなかなか来てくれないしな…。

私、なんの為に生きてるんだろ。なんの為に生まれたんだろう。


A「・・・はあ」


窓に向かって溜め息ひとつ。

ヒロトさん、また来るって言ってくれたケドいつ来てくれるかな…。


・


・


・


・


・


ガラ、


・


・


・


・


・


ヒロト「やあ、Aちゃん！」

A「ヒロトさん!!」


今、一番会いたかった人がやって来た。


ヒロト「体調はどう？」

A「元気いっぱいですよーー!!」

ヒロト「良かった^^」


もしかしたら、この人の、

・

・

声を聞くため、

・

・

大好きなその笑顔を見るために私は生まれてきたのかもしれない。


・


・


・


・


・


・・・なんてね。


まだよくわかんない。


ヒロト「今日はAちゃんにプレゼントがあるんだ^^」

A「ホントですか!?」


嬉しい。今まで、誕生日プレゼントも貰ったコトがなかったから。


ヒロト「じゃじゃーん♪」


・・・本だ！


A「ありがとうございます!!」

ヒロト「いえいえ〜♪」


『ほっぺの色は恋の色』、か・・・。私の頬は恋の色をしてるかな…？

俺、待ってるよ。→←ほっぺは恋の色。

ラッキーカラー

あずきいろ

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す