50…グルッペン・フューラー ページ50
「待っていたぞ。二度目の対面だな、Aよ。」
黒色の椅子に座り、足を組むその姿、風貌。総統ということを改めて感じさせられる。
光を反射し、輝く金髪を揺らめかせ、レンズを通した瞳をギラリと光らせる。
口は弧を描き、つい先程見たような気がする笑みを浮かべている。
二度見ても、やはり慣れないその笑みに、Aは体を強ばらせた。
「…どのようなご要件で。」
やっと振り絞った声で、Aは聞く。
「様子、全て見させて貰っていたぞ。
確かに、観光客の素振りは見せなかったが、まだ油断は出来ん。
貴様には、陸軍近距離班に入ってもらう。」
その瞳は、Aを捕らえて、放すことはさせないぐらいに絡み付いている。
「答えを問おうじゃないか。Yesか、Noか。」
強ばっていた体が、少しばかり解ける。
問い。まるで答えを見抜いたかのような表情の前で、Aは言う。
「Yes、グルッペン・フューラー。」
▼
▽閑話休題………………………………
皆様のおかげで続編へ行くことになります。
本当にありがとうございます。
コメント、全てきちんと読ませております。むしろ何度も読み返しています。
次は、日常編ということで、ギャグを入れたり、シチュエーションのリクエスト受けちゃったりしようかな、と考えおります。
長々と作者が話す小説は、俺はあまり得意では無いのでこの辺に。
それでは、続編でまたお会いしましょう。
5/25.ダント・ルーネ
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らむこ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 70493a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎(プロフ) - 大好きです！主人公くんとショッピくんの絡みが尊すぎる (2019年5月25日 7時) (レス) id: 832086f9ca (このIDを非表示/違反報告)
文月零(プロフ) - 皆からチーノくんのヘイトがどんどんたまっていくぅ↑！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 46da8e3aa1 (このIDを非表示/違反報告)
有 - らんっ……っらんっ……！！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新の早さに感謝と驚きがとまりません...!好きです! (2019年5月23日 13時) (レス) id: a4dc8f380c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダント・ルーネ | 作成日時：2019年5月8日 23時
