23…呆然と ページ23
「僕も今から行くねん。一緒に行こか〜」
「え、いやあの……」
Aはしどろもどろで拒否するも、練習中の兵士達の声に被ってしまい、キャスの男には届かない。
そうしている間にも、男はAの腕を引いて歩く。
ふりほどくことは出来るが、流石に軍のお偉い様の手をふりほどくのは無礼に当たる。
男はAの腕を引いたまま立ち止まる。
Aは不思議に思い、顔を覗き込む。
「ショ、ショッピくん？……え？」
どうやら、コネシマと話しているショッピを見て、隣にいるAを見て、困惑しているようだった。
なんと生まれつきの見た目が仇になったのだ。
とりあえず、向こうに見つかる前に説明をして、帰ろうとする。
が、
「お！大先生やん、け…？え？」
「チッ……」
無礼ながらつい舌打ちをしてしまったA。
コネシマが振り向いてこちらに気がついた。大先生と呼ばれた男は呆然としたまま。
そして、コネシマの声に反応したショッピが振り向く。
「「っえ………？」」
二人同時に声をもらす。
Aは、予想をはるかに上回るくらい、そっくりだったから。
ショッピは、自身の分身かのような相手がそこにいたから。
互いに驚いて呆然とする。
「え……？え…？」
コネシマが唯一喋り、他三人は呆然と動かないという、不思議な状況が出来上がった。
▼
▽…………………………………………
そういえば、俺の友達が小説を書き始めたようなので、見てやってください。
http://uranai.nosv.org/u.php/novel/fgyfnb/
どうやら、ひとらんらんさんと幽霊の夢主くんのお話のようです。
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らむこ(プロフ) - 続編楽しみにしてます！ (2019年5月25日 11時) (
レス) id: 70493a7da1 (このIDを非表示/違反報告)
桜兎(プロフ) - 大好きです！主人公くんとショッピくんの絡みが尊すぎる (2019年5月25日 7時) (レス) id: 832086f9ca (このIDを非表示/違反報告)
文月零(プロフ) - 皆からチーノくんのヘイトがどんどんたまっていくぅ↑！ (2019年5月24日 22時) (レス) id: 46da8e3aa1 (このIDを非表示/違反報告)
有 - らんっ……っらんっ……！！ (2019年5月24日 19時) (レス) id: 3b3f8a8c71 (このIDを非表示/違反報告)
まほ(プロフ) - 更新の早さに感謝と驚きがとまりません...!好きです! (2019年5月23日 13時) (レス) id: a4dc8f380c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ダント・ルーネ | 作成日時：2019年5月8日 23時
