「ワンピース」神の血縁者 (ページ4)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:5,336 hit

第2話ページ4

地下飲食店

ｻｸﾗ「おはようございます。店長！」

店長「おぉ。おはようさん
　今日も頼むよ」

ｻｸﾗ)「はい！」

やはり例のレースのせいか海賊をちょくちょく見かける。だけど店長によれば例年より海賊の数が多いという。

ｻｸﾗ「ん？あれって…」

お客の中に黒帽子にウェーブのかかったピンク髪…

ｻｸﾗ(もしかしたら…)
　「ねぇ、あなた」

？「ん？なんだ」

ｻｸﾗ「もしかして‘海賊処刑人‘のシュライヤ・バスクード？」

ｼｭﾗｲﾔ「よくわかったな。俺のこと」

ｻｸﾗ「いろいろと情報を集めてるからね」

ｼｭﾗｲﾔ「へぇ～。じゃあ、あんたが噂の情報屋か？」

ｻｸﾗ「情報屋…とは名乗ったことはないけど…」

ｼｭﾗｲﾔ「この島についても？」

ｻｸﾗ「もちろん！あなたもやっぱり裏に？」

ｼｭﾗｲﾔ「フッ…なんでもお見通しか」

ｻｸﾗ「いくつか入り口はあるけど、ここはその一つだから。もう何人もの海賊を案内したわ」

ｼｭﾗｲﾔ「なら、俺も案内してもらおうか？」

ｻｸﾗ「もちろん、いいわよ」

ｼｭﾗｲﾔ「そういやぁ、あんたの名前は？」

ｻｸﾗ「サクラ。シノノメ・サクラよ。よろしくね」

ｼｭﾗｲﾔ「改めてシュライヤ・バスクードだ」

シュライヤを裏まで案内するために店長に事情を話した

ｻｸﾗ「店長！」

店長「どうした？」

ｻｸﾗ「彼を裏に案内したいんですけど…」

店長はサクラの後ろにいるシュライヤを一目見るとため息をついて

店長「サクラ、そのままあがれ」

ｻｸﾗ「えっ！？いいんですか？これから人が増え来るのに…」

店長「いいんだよ。その代わり、ちゃんと案内してやれよ」

ｻｸﾗ「わかりました！」

店のカウンターの横にある扉を開けると、洞窟が先にのびていた。

ｼｭﾗｲﾔ「ここを通るのか」

ｻｸﾗ「もしかして、怖い？」

ｼｭﾗｲﾔ「んなわけねぇだろ！」

洞窟をひたすら歩き、突き当りにある扉を開くと…