第23話 ページ25
ﾛﾋﾞﾝ「ねえ」
ｻｸﾗ「なに、ロビン」
ﾛﾋﾞﾝ「あなた、相当な情報を持っているようね」
ｻｸﾗ「改めてどうしたの？」
ﾛﾋﾞﾝ「‘神の血縁者‘って知っているかしら」
ｻｸﾗ「………」
ﾛﾋﾞﾝ「その様子だと知っているようね」
ｻｸﾗ「だとしたら、どうするの？今はもう存在しない人たちの情報なんて聞いて」
ﾛﾋﾞﾝ「もしかして、生き残りがいるんじゃないかって」
ｻｸﾗ「何を根拠に？」
ﾛﾋﾞﾝ「前の海賊船に乗っている時、見かけた海兵が言っていたの」
【神の血縁者の生き残りがいるかもしれない、怪しい者がいたら捕らえろ】
ﾛﾋﾞﾝ「絶滅した人たちを未だに追いかけるなんて、海軍も確信がなきゃやらないと思うわ」
ｻｸﾗ「…。さすがだね、ニコ・ロビン。あなたの言うとおりだよ。
存在しているよ、生き残りが。でもそう簡単には見つからないよ」
ﾛﾋﾞﾝ「どうして？」
ｻｸﾗ「神の血縁者は一般人とそんな変わりないからね。唯一見分ける手段としては…これね」
ﾛﾋﾞﾝ「！！」
サクラが瞬きをした瞬間、左目が透明になりそこから透明な炎のようなものが揺らいでいる。
ﾛﾋﾞﾝ「あなたが生き残りだったのね」
ｻｸﾗ「正確には私の祖母だけどね。私は子孫よ」
ﾛﾋﾞﾝ「もうそこまで。家族は大丈夫なの？」
ｻｸﾗ「…祖母はわからないけど、お母さんは…」
ﾛﾋﾞﾝ「あなたの目的と関係があるの？」
ｻｸﾗ「うん。
お母さんはある海賊に攫われたの。あなたも知っているはず。
ドンキホーテ・ドフラミンゴ」
ﾛﾋﾞﾝ「！！あの王下七武海の…!」
ｻｸﾗ「そう。私は母を取り戻すために旅に出ているの」
ﾛﾋﾞﾝ「…探している人って、まさかドフラミンゴ？」
ｻｸﾗ「いいえ。ドフラミンゴを倒すのに協力してくれる人よ。私の義兄なの」
ﾛﾋﾞﾝ「海賊だっていたわね」
ｻｸﾗ「同じ出身なの。トラファルガー・ローよ」
ﾛﾋﾞﾝ「死の外科医…」
ｻｸﾗ「そう」
ﾛﾋﾞﾝ「彼はドフラミンゴと関係があるの？」
ｻｸﾗ「それから先はこちらの事情よ」
ﾛﾋﾞﾝ「フフッ。それはごめんなさい。でも、あなたと話せてよかったわ」
ｻｸﾗ「え？どうして」
ﾛﾋﾞﾝ「あなたの祖母やあなたと似たような境遇だったから」
ｻｸﾗ「そう。私も話せてよかったよ」
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ルナ(プロフ) - 台詞を書くなら）ではなく、「」の方が良いと思います。 上から目線ですみません。 (2019年9月11日 14時) (携帯から) (
レス) id: 66cf0ac4ec (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：修羅大和 | 作成日時：2019年9月6日 1時
