桜庭涼太の恋人は…3

番外編 ページ17

タイのフェスに呼ばれreginaでの野外ライブが行われる事になった


『澪、腰どう？』


澪「あーちょっと痛いかも…(苦笑)
でもこれで最後だからさ、頑張らせてﾆｺ」


『……無理だけはしないでね。』


澪「Aこそ。熱あるんだから無理しすぎないでね」


『はい。ﾆｺ』


亜妃「A、澪そろそろ時間だって。」


『「はーい！」』


知春「悪天候の中でステージも滑っているみたいです。安全には出来る限り気を付けてパフォーマンスしてファンの皆に楽しんで貰いましょう！」


『「「「はい！」」」』


一花「regina〜！」


「「『オー！』」」


夜空「A身体震えてるけど大丈夫？」


『平気！さぁ楽しむよ、私たちの曲でさっきまで以上の盛り上がりにしよう！ﾆｺ』


澪「ｽﾞｷｯ…うん。ﾆｺ」



モニターにフラワーの映像が流れイントロが流れてくる


数曲雨に降られながらなんとか終わり最新曲の1曲前で澪と一花が足を滑らせてカメラ用にあった溝に落ちる


『澪、一花！』


皆で駆け寄って様子を伺う


夜空「A、バックに一旦戻って救護係待機する様に伝えて？澪が異様に痛がってる」


『了解、ついでにタオルも用意して貰えるように言ってくる。』


夜空「うん。」


メンバーに任せAはスタッフの所に転ばないように注意しながら行き状況を言ったり何が起きたのか聞いたりして対処していた


『ではお願いします。』


「はい、分かりました。」


スタッフと話が終わりステージに戻る



『澪、一花！大丈夫！？』


一花「私は大丈夫」


澪「私も…ｯ。あと一曲……ちゃんと歌おう！」
痛い…でも踊らないとこれで最後なんだから


『……分かった。』


小声ですれ違う時に聞いて答える
少し触れた手から澪がこれ以上ダンスするのは無理だと悟ったが最後までやり通す事に決めたA


『お待たせしました。次の曲でreginaは最後になります。1月からスタートしたアニメの主題歌になります。聞いて下さい…太陽のエレジー』

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