桜庭涼太の恋人は…2 (ページ13)

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涼太「うん、分かった。
起きたばっかりにこんな話してごめん。
今ナースコールするからちょっと待って。」

『涼太、ごめん。あの日記憶が無くならなかったら朝に2人で病院行こうと思ってたの。
検査薬でやっただけだったから涼太と一緒に行ってちゃんと分かってから喜びたかったの。
だからあの日の夜には言わなくて……。』

涼太「うん…。Aの方こそ辛かったよね。ごめん。気付けなくて……これからは守れるように頑張るから。」

『うん…。でも私は守られるだけは嫌だ。』

涼太「…わがまま。」

『ダメ？ﾆｺ』

涼太「……まぁ無理のない範囲でなら。
こんな事もう二度と許さないから。」

ビーとナースコールを押すと看護師さんが来て先生呼んでくるわねと言って病室を出る

『ふふ、うん。出来る限り話す』

涼太「ちょっとそれ信用出来ないんだけど？」

『え〜？笑涼太ってば酷い。( *¯ ³¯*)』

涼太「自業自得でしょ。全く…」

その後先生が来てMRIやその他にも検査等を沢山受けた。

3日もすると多少の打ち身が痛いものの特に影響無しで病院内を散歩したりする程に元気になりその頃から警察からの今までの事情聴取等を受けた

澪「Aー？モンブラン買ってきたけど……」

『ﾝﾝｯ、りょ、んんー！』

澪「あー、お邪魔しちゃったねー♪
でもそのまま居座るよー。笑キスするのはいいけどここ一応病院ね〜？笑」

『ｯ…ﾊｧ……涼太長い！』

涼太「でも酸欠にはなってないし。
途中邪魔入ったしだいぶ短いと思うけど？笑」

何故か所構わず最近では涼太からいちゃつかれるA

『澪入って来たのに！』

澪「ホントごめんね〜？笑
私としてはAの照れ顔見れたから全然いいけどさぁ〜♪」

涼太「見られるくらい別に。
じゃあ俺は仕事あるから澪ちゃんはゆっくりしていって。」

澪「りょーかいです。笑」

行ってらっしゃーいと澪とAが言った後

澪「で？さっきのは行ってらっしゃいのキス？ﾆﾔﾆﾔ‪(*´꒳`*)‬」

『顔気持ち悪いことなってるし。笑
澪、テレビとかどう？？活動内容狭くなったよね？』

澪「いや、そうでもないかも。
Aが目覚めるまでの報道の仕方は酷かったけどAのビデオメッセージが公開されてからは批判も減ったし寧ろAと芽衣咲ちゃんに対する手紙が凄く多いよ。笑」