長月夜の妹は2 (ページ44)

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夜「もう、本当に気を付けてよ？？」

『はい…』

始「それより、だ。なんで髪巻いてるんだ？
仕事だとしても今巻く必要は無いだろう？？」

『私が巻きたいから。
今回結構色入ったし？朝早くて暇だったし？？』

始「なるほど…それなら俺からプレゼントをあげた方が喜ぶか？？ﾆｺ」

『あ、それは要らない！
それ貰ったら1週間以上勉強尽くしになっちゃう。無理耐えれない……』

始「バレてたか…」

『微笑み方で分かるよ？？』

葵「夜、分かった？？」

夜「いや…そんな微笑みしてなかったような…」

『いや、普段の写真撮る時とさっきとでは全然違う！！口角に目の感じ…全く違うかった！』

夜「…そうなんだ……」
Aはなんでそんな事分かるんだろう…

『まぁでも結構綺麗に巻けたし色は言ってるでしょ？？』

葵「まぁね笑最初どんな感じになるのか想像出来なかったけどAはそういう色も似合うね(´˘`＊)」

『なんだろう…心にダメージが……』

恋「葵さんの天使力にやられますね…」

『あぁ分かる気する』

「『…………』」

そう言いながら恋とハグをするA

『ねぇ今度一緒に買い物行かない？？
可愛いヘアピン見つけたの♡』

恋「喜んで！！( -`ω-)✧」

始「何やってるんだコイツら…」

春「友情を深めてるんじゃない？？」

葵「ちょっとずるいです…」

夜「まぁハグしてたしね…」

陽「何見せられてんだ俺………」

新「あのーそうやってグダグダ過ごしてる内に時間が……」

7時半☆

『……遅刻だ。まぁ学校だしいいけど……
この時間の電車混むし痴漢遭うし嫌いなんだよねー

まぁいいや、行ってきます〜！』

「「「いや、ダメだろ！！」」」

葵「A！運転するから車乗って！！」

『いや、一応早く行きたいし別にいい。』

夜「送ってもらって！俺達まだ寝巻きだから無理だし、葵宜しく！」

葵「うん！ほら、駐車場行くよ！！」

『はーい。
行って来まーす♪』

バタン

始「なぁいいのか？A朝食食ってないぞ？」

夜「あ、俺は珈琲飲んでるのに忘れてた！」

郁「あの、この机に並んでる朝食ってさっきAちゃんが怒られながら作ってたやつですよね？」

陽「まぁアイツある意味器用だからな。
神経も図太いし」

海「それAが聞いたら飛び蹴りじゃすまねーぞ？」

そう言いながらAの作った朝食を平らげる皆だった