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『もし、もし私が居なくなったら…その時に恋人になってたら公平絶対今より苦しい思いするでしょ…
私が死ぬんじゃないかって思った時よりもっと……』
「だろうな〜でも出水はそれでも今Aと居たいから告白したんじゃねーの？」
『この頃の告白はただの青春…直ぐに忘れされる……』
「それでいいとは思えないけどなぁ〜」
『悠くんは私にどうして欲しいのかな？』
「自分の気持ちに素直になってもらいたいね。後悔しないようにさ」
『……成程…御忠告どうも、じゃあ私は帰るからじゃあね』
ｶﾞﾁｬ
公平「迅さん、今の……」
迅「あちゃー聞いたか〜？笑」
公平「わざと聞かせた癖に」
迅「まあねぇ〜で？出水はどうすんの？笑」
公平「諦めません。最初に会った頃からずっとなんだからな。」
迅「今Aショートカットして本部出てるから早く行っといで〜」
公平「はい！」
『……新に電話しなくちゃ…』
断っちゃったんだなぁ……もう、無理なんだ。
友達としてもやっていけるのかな？？
怖い…避けられたら……？
嫌だ……
【自分の気持ちに素直になってもらいたいね】
私の気持ちは……
『好き…公平が好きだった…っ……』
やば、涙出て来た…
公平「それ本人の目見て言えよバカ！後過去形にもするな！！」
そういいながら後ろから抱き締める公平
『え、』
公平「やっぱ諦めきれない。これからはAの事1番に知りたいんだよ。」
『……こう、へ…』
公平「A、好きなんだ。俺と付き合ってほしい！」
『っ…でも、』
公平「俺はずっと傍に居れる日は遠征あったらねぇけどそれ以外は出来るだけ一緒に過ごそうぜ！？
入院したなら見舞いぜってぇ行くし出来る限り寂しい想いさせないようにする！
Aとずっと居たいんだ…だから………」
「付き合って下さい！」
素直に……
『…はい、よろしくお願いしますっ……！』
絶対生きてみせる……元々の余命なんか全く関係ない。絶対……
公平「……っ…良かった……」
『ちょ、グラスホッパーの上なんだから…』
公平「これで断られたら俺立ち直れてなかったわ…あーマジ良かった。」
『公平…』
公平「あのな。寿命なんざ関係ない！俺は今全力で生きてるAをずっと大事にする。」
『…聞いてたの……？あの話………』
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作者名：reina | 作成日時：2018年4月28日 22時
