長月夜の妹は7 (ページ15)

今日:1 hit、昨日:2 hit、合計:10,594 hit

15 ページ15

「いいね、皐月くん長月ちゃんの背中に手回してそう、いいね！」

『「うぅ、恥ずかしい……」』

自分の誕生日ライブから数日後nnの撮影で何も上半身はなにも身にまとっていない状態で雑誌内容の撮影が行われていた

葵「ごめんね、嫌じゃない？」

『それは平気だけど…そのごめんね、胸当たってるし……色々。』

葵「いや、大丈夫……///」

企画が来た時から予想はしていたものの結構ハードな撮影でカメラマンから求められるものを撮影しながら恥ずかしさでどうにかなりそうな2人

「OK！じゃあ次はベッドシーンだから一旦休憩ね。」

ホッと息をつきながらプライベートでもこんな過激な事は今までした事がない2人は仕事だからカッコよく出来ているもののその撮影が止まれば途端に恥ずかしさで互いを見ないように顔を逸らす

女性のスタッフがシャツを持ってくるとそれを着て休憩に入る

「Aちゃん次はブラ付けるからこっち来て？」

『あ、はい！！』

「皐月くん、長月ちゃん次のイメージなんだけど」

葵「じゃあ俺がAちゃんを押し倒す感じですか？」

「そうだね、長月ちゃんは背中に腕を回してる感じで」

『はい。』

スタッフとの会話も終わると2人で撮影前に用意されているベッドに座る

葵「Aちゃん大丈夫？？」

『え、なにが？』

葵「Aちゃんこういうの苦手だよね？」

『それは葵くんもでしょ？
撮影自体は慣れてるし大丈夫、ただ恋人同士の愛し方って言われてもイメージがつきにくいなぁって思うけど…(笑)』

葵「確かにイメージは難しいかも。俺も苦手だし…。(苦笑)」

『でも、楽しいよ、他の人だったらチョット遠慮したいけど。』

葵「あぁ、その気持ちは分かるかも。ﾆｺ
俺達らしい感じでやろっか？」

『…んー、なら私が甘える感じかな……？』

葵「Aちゃんは考えてやるより感覚派でしょ？」

『確かに。』

葵「ふふっ、大丈夫だよ。今も上手くいってるし。撮影早く終わったら少しカフェでお茶していこっか？」

『…うん。楽しみにしてるね。ﾆｺ』

「皐月くん、長月ちゃん撮影始めるよ〜！」

「『はい。』」

それまでのふわふわした雰囲気が一気に少しの戸惑いと色気のある雰囲気に変わり巻いて早めに撮影が終わった2人は約束通りCカフェでお茶をするのだった