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『キミ、名前は?』
「4組の佐野麻里奈です。
私ダンスの経験も歌の経験も何も無いけど…この前のライブ見てLuaちゃんの事好きになったんです!
曲も暗記してます!上手く出来ないかもしれないけどLuaの隣で一緒に踊りたい!」
『…ふふ、最高!麻里奈ちゃんちょっと練習厳しいけど宜しくね?ニコ』
麻里奈「は、はい!!頑張ります!」
『じゃあ鏡花と麻里奈よろしくね!ニコ』
鏡花「うん!任せて!笑」
『じゃあ次!ステージの場所決め。』
「場所決めって……この壇上でいいんじゃ……」
『それじゃ面白くないでしょ?
こんなに広い体育館なんだから楽しんで使わなきゃね?ニコ』
「え、でもどうやって……」
「前にステージを作るとか?」
「でもそれをどうやってするんだよ。」
『そーだよね?皆やっぱりそこは悩むよね。ニコ』
「ッ!」
「近っ…!」
『去年の文化祭でランウェイのやつまだありますよね?』
「え、えぇ。あるわ。」
『それを使えば簡易ステージAは完成します。はい、ここまでで疑問のある方』
「はい、照明とかは?」
『それもそうだよね。ここを真っ暗にして使うにしろどっちにしろライトは必要だし…』
周りを見回して2階を見る
『……先生、大きいライトってこの学校何個あります?』
「え、?確か文化祭の時に数えた時は6台くらいかしら。」
『じゃあ大きいライトで常に舞台を照らす人が最低でも12人。2階の舞台正面に1台。両端に1台。体育館の左右に1台ずつでライトは多分いける。体育館の左右はカラーの回すやつ?でやるからちょっと大変かも。で、次が…』
武道館でやったライブの打ち合わせなどを思い出しながら色々言っていくA
いつの間にか時間が経ちあっという間に2時間目が終わる
『こんな感じかな。
後はライブのデザインと衣装かな?』
「うん、そうだねー」
「でもどうせなら可愛い衣装にしたいけど…」
『日数が明らかに少ないもんね。』
Queenで使わなくなった衣装を貰ってリメイクするか…武道館で着た衣装を借りるか…
「あの、私服作るのが趣味でよかったら着てもらえると嬉しいかも。」
『ほんと?!え、衣装ってどんなの作るの?』
鏡花「Aが食い付いた笑」
「えっ、あ、えっとQueenの雑誌みながらロックっぽくて可愛い感じの黒のレース系の服を……サイズは微調整出来ます。」
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作者名:reina | 作成日時:2019年11月3日 6時