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色々考えを巡らせながらスマホに手をかける
「ちょ、長月さん授業中のスマホは」
『出し物を決定させたいならちょっと黙ってて下さい。』
先生を少し睨みながらマネージャーの神崎に電話する
神崎「A?どうした?今日の撮影は夕方からだぞ?」
『あ、神崎ちゃん?ごめんね朝早くに。
あのさ私の2月14日の予定全部開けて欲しいんだけど出来る?』
神崎「バレンタインの日か?ちょっと待てよ。
Queenの撮影にイベントの打ち合わせか……
この日に雑誌の取材入れようと思ってたんだけどそれなら無理だな…。」
『無理そう?』
神崎「いや、やってみよう。ただ後で説明してもらうぞ?」
『OK。後そーめんずの予定は空いてる?』
神崎「あぁ、空いてるが…。ちょっと待て何する気だ?そーめんず使うってなるなら話は別だぞ?」
『……そーだよなぁ…。実は学校の行事があってさ。ギャラは…私が自腹で払う。ゆーやん達にも私からちゃんと説明するから神崎さんの方で先に言ってみて欲しいの。』
神崎「……はぁ、分かった。スケも何とかするしそーめんずにも俺から言っとく。」
『ありがとう神崎さん。後今日の差し入れにミニどら焼き頼んどいてね。じゃあ』
電話を切り皆の方をむく
『スケジュール空けれるって。出るよ3年生送る会。ニコ』
「よっしゃ!!」
「やった!!」
鏡花「本当に大丈夫なの?」
『うん。ただあと2週間しかない。皆ちゃんと舞台と衣装作り他にもやる事いっぱいあるからそれに時間注ぎ込むしかないって考えてよ?(苦笑)』
伊澄「うん!あ、まず何から決めたら…」
『じゃあここからは私が指揮とるけどいい?』
鏡花「勿論!」
『まずバンドメンバーはそーめんずに私から打診するつもり。だからここは気にしないで。
次舞台作り。まずどういう舞台にしたいか。
私だけがメインなのか。皆もメインになるのか。それによって裏方につくメンバーの配役も変わる。私と一緒にダンス踊ってくれる人!』
シーン
「や、Aちゃんとは…」
「流石に目立ち過ぎるんじゃ……」
他のクラスの皆も流石に気が引けると言って手を挙げてこない中
鏡花「はーい!私やる!!ダンスの経験あるしこんな機会滅多にないだろうし。」
鏡花のこの言葉によって皆が考え出す
「あ、私やりたい!」
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作者名:reina | 作成日時:2019年11月3日 6時