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1、2時間目鏡花の言ってた通り体育館に1年生だけ集められる


その上で何故かAだけ舞台の上に立っていた



何故?(苦笑)


『えっと…ごめんなさい、何が始まるのか聞いてもいい?ニコ』


少し困りながら聞いてみる


「では私から。」


『あ、はい。ど、どうぞ……』
この人確か生徒会の書記に居た真面目そうな子だ。私とも同じクラスだった様な…?



クラスメイト全員の顔と名前までは覚えきれておらず何となくそうだったはずの中で会話する


「長月AさんもといLuaさんに3年生送る会の1年生が出す出し物に出て欲しいの。」



『……なるほど?でもLua歌う事しか出来ないんだけど?』


今までとは雰囲気がガラッと変わりオドオドしてた表情から一気にLuaになり真面目な顔をする



周りの生徒も雰囲気の違いに少し驚きながらも背筋が伸びる



「えぇ、それでいいの。Luaさん貴女に歌って欲しいの。」


『いきなり無茶振り過ぎる。』


「それは重々承知よ。生徒会のメンバーとしても貴女に頼みたいわ。」


『まずその話し方、人に頼む時の態度ではないと思うけど?もしそれが目上の人ならその高圧的な言い方じゃ仕事は取れないよ。』


「ッ!……長月さん、お願いします…っ。」


鏡花「A…じゃなくてLua?」


『…と、ふぅ…鏡花ちゃん3年生送る会って何日?』


Luaからスイッチが入れ替わりAに戻る


鏡花「え、あ、2月14日の火曜日…ってプリント前に渡したよ?(苦笑)」


『嘘。普通に忘れてた……ってえ、待って14日なの!?あと2週間くらいしかないよね!?』


鏡花「だからだよー!困ってるの!!
ずっと1年の中で決めてたんだけどどうしても決まらなくて!2日前のライブ最高だったし!ね?!」


『私にも仕事あるから!取り敢えず一旦カレンダー見させて。ね?』



手帳を出し2月14日の予定を見るとガッツリQueenの撮影や打ち合わせが入っていた



『……撮影は前の日か次の日に出来るようにするとして…打ち合わせ………』
この打ち合わせ私の誕生日イベントの物だから念入りにやらないといけないものだし


でもこの打ち合わせは葵くんとにぃにとだからそれはまた家でやれるようにすれば…

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作者名:reina | 作成日時:2019年11月3日 6時

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