長月夜の妹は6 (ページ24)

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『おはようございます。』

鏡「Aちゃんおはよう！！
今日も可愛いね！？髪の毛まだ薄く紫入ってるの可愛いよ！」

ライブの２日後。
大分久し振りに朝から学校に行き教室に入ると中々熱烈な歓迎をされたA

『あ、ありがとう……(苦笑)』

鏡花「馬鹿鏡！お前Aに一気に詰め寄りすぎ！ほら見ろ驚いてるでしょこのアホ！」

鏡「んだと？いいじゃん！Aちゃんに会えるの前のライブぶりだし！！」

鏡花「ライブは2日前でしょうが！」

やいやい言い合いをしてる2人が微笑ましくなりながら席につく

伊澄「あはは…おはようA。ﾆｺ」

『おはよう伊澄ﾆｺ
クッキーありがとね、ライブ前とライブ後に大事に食べたよ！めっちゃ美味しかった笑』

伊澄「よかった笑AもLuaとしてのパフォーマンス凄かったよ。」

『本当？良かった笑』

鏡花「そうだ、A。あのさ実は今日の1、2時間目皆からAに話があるんだよね。」

『え？私？』
なんだろう校則違反？

……は結構してるな。髪色も授業態度もあんまり真面目ではないか。でも、皆？皆ってどの皆？(苦笑)

鏡花「そ。まぁあんまり問題は無いと思うけど一応ね笑」

『ふーん？分かった。』
よく分かんないけど一応鞄持って行っとこうかな。

「Aちゃん、お、おはよう！」

『おはよう。ﾆｺ』

「あのさ、これ良かったら貰って欲しいんだ。」

手紙？

『うん、ありがとう。家に帰ってから読ませてもらうね？ﾆｺ』

1人の男の子が目の前に来て少し厚みのある手紙を渡してくる

「ｯ！は、はい！//」

照れた顔をして逃げていった男の子はクラスの子ではなかったようでそのまま何処かに行ってしまう

『え、ちょ、名前…！……伊澄ちゃんあの子は？』

伊澄「多分隣のクラスの男の子かな？
地味だけどイケメンって皆に言われてたような。」

『へぇ……？』
それなら暫くしたら自然に名前分かるかな？

そんなことを考えているとチャイムがなりその手紙をバックに入れる