長月夜の妹は4 (ページ2)

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Queenの撮影スタジオ

「じゃあもう少し寄ってみて」

『始さん、これちょっと脚絡めてもいいですか？』

始「あぁ。いいぞ。」

『じゃあ…』

ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

「いいね〜」
「Aちゃんなんか色気が……」
「だね…」

「はい、OK！次の服着替えて」

『「はい。」』

始「A先に着替えろ。」

『じゃあ2分待って！』
次はカジュアルな感じかな。

確かこの撮影だけ4.5歳の子供も一緒に撮るんだったなぁ…

『着替えました〜』

始「早いな…」

『まぁね〜』

「Aちゃんイヤリング付けるからこっち来て」

『はい！』

「Aちゃん髪の毛どうする？ポニテする？」

『あー、いや、下ろしておきます。』

「分かった。」

始「着替え終わりました。」

「じゃあ先に2人で撮影！
ちょっとデートっぽくお願い」

『なるほど…分かりました〜』

始「はい。」

『始さん後で手繋ぎますね。』

始「分かった。」

『神崎さーん私のスマホ取って！』

神崎「ほれ、」

『ありがと笑』

スマホで時間を気にしながら待ち合わせしている様にする

始「………」
Aに呑まれないようにしないとな。

1つ1つの動作が目を引く…

『ﾆｺ始さん手繋ぎますね。』

始「あぁ。」

許可をもらい普通に手を握ると始の方から恋人繋ぎをしてくる

『始さん？』

始「デートっぽくだからな。普通に手繋ぐよりいいんじゃないか？」

『まぁそうだけど…じゃあとことん乗ろうかな♪』

「はいOK！次子供も一緒にね〜
ちょっと夫婦っぽく笑」

『いいですけど〜私まだ高校生だから夫婦が思い付かないです笑』

始「そうだな…ウチの両親も放任主義だしな」

「じゃあ理想とする夫婦像は？」

『子供と手を繋ぐ？』

始「Aもまだ子供だろ。
後は抱っことかじゃないか？？」

『あー、なるほど…』

「男の子到着しました！」

「おはようございます！むらたゆうです！よろしくおねがいします！」

「村田優の母です。宜しくお願いします。」

『優くんかぁ…長月Aです。宜しくね？？』
元気な男の子だなぁ…

「うん！」

『ほら、始さんも』

始「あ、あぁ…睦月始だ……よろしくな？」

「はい！」

「じゃあ一旦休憩！10分後始めるよ」

『「はい。」』

「はい！」