26 ページ26
「じゃあ少し外でお待ち下さい。診断書は受付で渡す様にしましょう。」
『はい。有難う御座いました。』
「お大事に」
『……ふぅ…』
疲れた……あんな真正面でずっと男の人と話してた…。でもこの体…20歳の私は倒れてないし……
もしかしたら男性嫌いは結構よくなってる…のかな？
涼太「A、ごめんちょっと遅かった？」
『あ、涼太くん…ううん大丈夫です。ﾆｺ』
涼太「…いきなり何が何だか分からなくて戸惑ってる癖に無理して笑わなくていいから。
はい、お茶。飲んだら少しは落ち着くんじゃない？」
『あ、ありがとうございます……。』
涼太「ごめん。」
『え？』
涼太「ストレスかもって言ってたから…
それだったら映画の日も…ここ最近もあったと思うから。」
『涼太くんが謝らないで下さいﾆｺ
こうなったのは他にも理由はあります。
思い出す……とは異なりますけど20歳の頃の私に近づける様頑張りますからﾆｺ』
涼太「うん。俺も出来る限りサポートする。」
『じゃあ…あのまず聞きたいんですけど……私男性恐怖症治ってます……？』
涼太「それは治ってない。ただ俺もそうだけど事務所の後輩と先輩の男性には多少強引に慣れさせたから会っても大丈夫だとは……思わないけど…また慣れるまで時間かかるだろうね。」
『そうですか……。そういえばなんで昂輝先輩達来るの早かったんですか？昂輝先輩の家私の住んでる寮から遠いはず』
涼太「それも含めて後で説明する。取り敢えず全員に緊急招集かかったからこのあと事務所行くよ。」
『行くよって涼太くん事務所違うじゃないですか！』
涼太「それも後で話す。」
「香澄さん。香澄「はい。」」
名前を呼ばれそうになる前に涼太が返事する
涼太「A、座って待ってて？」
『うん。』
「此方が当院での診断書になります。」
涼太「ありがとうございます。」
涼太がやり取りしている間にもう1人の受付の人が隣にやって来て分厚い封筒の紙を渡される
「こちらに診断書とカウンセリング内容が入っています。クリニックの方から次回の予約日に来て下さいとの事です。」
『すみません。ありがとうございます。』
素早くカバンに封筒を入れてお礼を言う
涼太「A？行こっか？？」
『うん。失礼しますﾆｺ』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 34人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
reina(プロフ) - 優姫さん» 読んで頂いてありがとうございます！面白いと言って頂けて嬉しいです！更新も無理せず頑張っていきます！！ (2019年7月21日 1時) (
レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - とても面白いです。続きも楽しみにしているので、無理をせず更新を頑張って下さい。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 6a843aebff (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：reina | 作成日時：2019年7月17日 19時
