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「記憶喪失……ですね。」
涼太「記憶喪失……でいいんでしょうか？
Aはいきなり過去から来た様なものですが…」
「脳のMRIもCT画像もおかしい所はありません。
ただこのケースは私も初めて見たので何とも言えませんが過多なストレスなどがあった可能性もあるかと。
香澄さんの16歳…での倒れた状況を考えれば記憶喪失…という事で判断する他ないと思われます。」
涼太「そうですか。すみません診断書貰っても良いですか？事務所に提出するので出来れば2枚ほど」
「はい。分かりました。」
『……あの、涼太くん…私先生と2人で話してみてもいい…？』
涼太「…うん。先生良いですか？」
「はい、大丈夫ですよ。ﾆｺ」
涼太「じゃあA少し電話してくるから診察終わったらさっきみたいに座ってて？」
『はい、分かりました。』
涼太がスマホだけ持って退席する
ｶﾞﾁｬﾝ
「香澄さん、どうかされましたか？」
『あの、この心療内科に…少し問い合わせて貰えませんか？』
「……。香澄さん何か知っている事などありますか？」
『さっき…何してたらいいのか迷ってた時にスマホの写真フォルダを見てたんです。そしたら…ちょっと待って下さい………これです。この映像があって。心療内科のカードも隠すみたいにスマホのここに入ってて』
脳外科の先生にその映像を見せる
「……これは…」
『…あの、何があったのか知りたいです。
ただ私の記憶16歳から後の記憶は全く分からないのでどう判断していいのか分からなくて…。』
「そうですね。問い合わせてみます。暫くお待ちする事になりますが大丈夫ですか？」
『多分……』
「では少しお待ち下さい。」
『あ、あの、ただこれ涼太くん……えっとさっき一緒に居た人に…診断書には書いてほしくないんです。』
「では2種類の診断書を作りましょう。
2枚は渡す用、1枚は香澄さんが持って置く用でどうでしょうか？勿論内容は殆ど変わりません。」
『……それでお願いします…。』
「はい」
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reina(プロフ) - 優姫さん» 読んで頂いてありがとうございます！面白いと言って頂けて嬉しいです！更新も無理せず頑張っていきます！！ (2019年7月21日 1時) (
レス) id: b487513a6a (このIDを非表示/違反報告)
優姫(プロフ) - とても面白いです。続きも楽しみにしているので、無理をせず更新を頑張って下さい。 (2019年7月20日 23時) (レス) id: 6a843aebff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：reina | 作成日時：2019年7月17日 19時
