お嬢様の許嫁は… (ページ11)

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『えっと…駆さんとは結婚しないので離れの出口を探して居ました…
明日になればどっちにしろ連れ戻されるし…

お願いします。今日1日だけ…見逃して下さい。』

始「まあ仕方ない…」

春「でもまず着物は目立つし…服買いに行きましょう？」

『でも…お金とか持ってないのよ…』

始「俺が出しますよ。」

『え？！いやいや名前を出せば平気よ！』

駆「…俺が買ってきます！Aちゃん行こっか？？」

『え？駆さん？？ちょ…待って下さい。』

恋「完璧に嫉妬ですよね…さっきの駆」

始「そうだな。笑」

春「結婚しそうだね。」

新「その前になんで結婚なんすかね。」

葵「確かに…」

『駆さん？』

駆「ごめん…俺いま…」
嫉妬した…

『？？それより凄いわ！服ってこんなに安いの？？』

駆「あ、そっか金銭感覚ないのかな…？」

『駆さんこれが着たいわ！』

駆「羽織るのはこれでいい？」

『ええ！』

駆「靴はこのブーツね？」

『ええ！』

駆「うん！可愛いね♪」

『ふふっ♪ありがとう！』

駆「9時に寝ちゃうし早いけど先に食べよっか？」
まだ5時だけど…

『そうですね…あ、これは？？』

駆「それは天丼だよ！」

『へぇ…駆さん私天丼が食べたいわ！』

駆「じゃあ入ろっか？」

『ええ！』

『美味しかったわ！』

駆「それは良かった！ん？何見てるの？？」

『あ、スマホよ！今日池に入った時にスマホも駄目にしちゃって…』

駆「ウソでしょ！？」

『ほら…』

駆「ホントだ画面映らない…てかめっちゃ古いね？」

『父様が私と母様は無駄遣いするからって5年前に買ったきりよ！』

駆「結構物持ち良かったんだ…」

　