長月夜の妹は

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『私は恋愛も結婚もしたくないです…
もし喧嘩して別れる事考えたらしたくないです…
自分の過去バレたくないです…』



葵「喧嘩すれば仲直りすればいい。過去は言いたく無かったら聞かない。」


『私は！私は
人に関わって欲しくない。
私の領域に関わられすぎるのは嫌です。


知りたくないです。恋愛とか…人を好きになる気持ちなんか…私には不要ですから…


ごめんなさい、1人で帰ります。葵さんも気を付けて帰って下さい』


葵「絶対好きにならせるからね？沢山関わるから！」


『…それ葵さんのキャラからズレますよ。』


葵「いいの！取り敢えず関わるから、ね？」


『…分かりました。』


葵「じゃあ帰ろっか！ここまで歩いて帰るにも1時間近くかかるしね？」


『はい…』


葵「じゃあまたね？」


『うん…』
今週休みないし会わないようにすればいいかな…


1週間後

『ウソでしょ…』


葵「パートナー同士よろしくね？」


『はい…まさか雑誌で葵さんを起用するなんて…Queenの表紙なのにこれ大丈夫かな…』


「Aちゃんいつも通り笑って〜」


『いやいや皐月さんとなんて…
まさに王子様すぎて一緒に撮影なんてドキドキしますよ…』


「あはは！それもそっか！まあそれでも今回はデートがテーマだから…ね？」


なんとなくそれとらしき理由にしたけど無理か…まあ仕方ない


『えっと…じゃあ失礼します…』



葵「うん…！
今日このあとオフ？」


『仕事です』


葵「嘘はだめだよ？？知ってるんだからね？？」


『うっ…暇ですよ…』


葵「下のカフェスペースで待ってるから」


『…分かりました

んっ！？いやいや無理です！一旦家帰ってせめて着替えさせて！』
今日めっちゃ地味な格好なのに！


葵「そのままでいいよ。ね？」


『はい…絶望しないで下さいね。』


　

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