月野尊の娘は芸能界嫌いで… (ページ25)

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『…行く所思い出した。
凛、さっきの手紙の相手に明日教室で…って言っといて。』

凛「ちょっとA！？」

夕実「それは私が言っておくわ。深月さんAに付いて行って？」

凛「はい！」

『ﾎﾞｿｯもう一人…犯人が……』

凛「A！A何する気なの？！」

『その内分かる…』

警視庁

『すいません、SP…警護課に用があるんですが…』

なんで警視庁…？

「アポは…。」

『柳沢さんに月野と言ってください』

「はい…

今月野さんという方が…え？はい

月野さん、どうぞ…」

『どうも。』

凛「A？なんでこんな所に？？」

『もうすぐ犯人に会える。』

凛「、犯人は二人でしょ？捕まってるはずじゃ…」

『もう一人…いる。新婚家庭を…龍翔さんの人生を無くした人が…』

凛「どういう」

ガチャ

『失礼します。

さとちゃん…いや斎藤さん、』

斎藤「あれ、Aちゃん？大きくなった『黙って！！』……」

凛「え…」
Aのキレた声初めて聞いた…

柳沢「A？」

『なんで…斎藤さん、』

斎藤「ちょっとAちゃん何の話？」

『とぼけないで！！どうして龍翔を殺したの！』

斎藤、柳沢、凛「ッ！」

どういう事…A

その場に居たSP全員が固まった

『なんで幸せだった龍ちゃん殺したの？？
私への脅迫文は嘘だったんでしょ？斎藤さんが書いた事は知ってるの！』

斎藤「はっ！何のことだ」

『これ聞いてもそんな事言えるの？
「月野のお嬢様は龍翔と居る。分かってるな？スーツの男だけ刺せ。子供は刺すなよ。」』

凛「うそ…じゃあ狙われてたのって…」

『私じゃなくて龍翔さん。』

斎藤「それ、何処で！」

『あの車…私が付けたレコーダーがあった。
龍ちゃんの…龍翔さんの葬式の時に取ったけどそれまで斎藤さん気付かなかったんだね。』

斎藤「ッ！！嘘だ！それはデマだ！！」

『嘘なら龍翔さんが刺されてる時になんで普通に見てたの？なんで笑ってたの？？なんで？！なんでよ！！(泣)』

凛「A…」

柳沢「A…落ち着け…」