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sideGreen


「そっからは俺らは身分かくしながら生きるしかなくて。
家も借りられへんし、学校も行かれへん。
2人でどうやって生きて行くか話し合った結果俺らは殺し屋になった。
病院にも行かれへんから、医療の知識をつけようと思って俺は闇医者の元に通って勉強した。
その人が理解ある人で、事情を話したら他の人が置いていった武器とかもくれた。
そうやって生きていってるうちにだんだん殺し屋の界隈では有名になってしもたんよ。
そんな時に俺らに声掛けてきたんがシゲやった。
あれは俺らが16になった時やったかな?
任務終わりの俺らに丸腰ではなしかけてきてさ笑
『俺らと一緒にやらへんか?』って。
そん時は俺らもすぐには信じられへんかってんけど、丸腰できたら自分が殺られるかもしれへんのに丸腰できたシゲに興味わいてもうて仲間になった。
俺らも家とかなくて空き小屋で生活してたからこうやって住む所用意してくれるのもありがたかったしな。
これが、ここに来るまでの俺らの過去。
それで今日ターゲットにキスされてもうた時におとんの顔が出てきてもうて、ちょっと怖なってもうただけ。
ごめんな、心配かけて。」


俺と流星の過去を話し終わったらのんちゃんは涙目で、淳太と照史は難しい顔をしてた。
濱ちゃんとシゲは優しい顔で見守ってくれてた。


望「そんな辛い過去、話させてしもてごめんな」

「違うで、のんちゃん。話させられたんやなくて、自分から話そうと思ったんや。これからも俺は多分おとんの恐怖からは逃れられへん。だからこそメンバーに知ってもらおうと思ってん。
今日みたいなことがあったら淳太にもしんどい思いさせてまうしな!」


そっからはもうみんなにぎゅーぎゅー抱きしめられた笑
みんな『無事に帰ってきてくれてありがとう』とか『俺らもずっと神ちゃんの味方やからな』とか嬉しい言葉をかけてくれた。
嫌な思いもしてきた分、この仲間に出会えたんやって思ったら、俺の人生も案外悪いもんやなかったのかもしれへんな。

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まかろに(プロフ) - しおりさん» ありがとうございます🙇‍♀️❤️私も過保護にされてる緑さん大好きで、なかなか出会えないなら自分で書いてみようって始めた作品なので共感してくださる方が居てとても嬉しいです!頑張って更新します! (2022年9月2日 2時) (レス) id: 751c7b264d (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 大好きな作品です!殺し屋パロという設定も緑が過保護にされてるのも大好きなので、毎回更新のたびに幸せを噛み締めながら読ませていただいております。これからも更新楽しみにしております🥰 (2022年9月1日 21時) (レス) @page39 id: 03b3f16d34 (このIDを非表示/違反報告)
まかろに(プロフ) - れなさん» ありがとうございます🥲❤️思いつきで書き出した作品で、全く行先が自分でも分かりませんが、楽しみにして下さってるれな様のためにも更新頑張ります😌 (2022年8月16日 21時) (レス) id: 305684535c (このIDを非表示/違反報告)
れな(プロフ) - 素晴らしいお話ありがとうございます!💞これからも頑張ってください。更新楽しみにしています☺️ (2022年8月16日 21時) (レス) @page26 id: c32e740dab (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:まかろに | 作成日時:2022年8月13日 20時

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