Rainbow

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sideBlue


アジトに付くと、リビングからはいい匂いがしてて、今日はすき焼きやな。って気づく。


中「今あっためてるから皆はよシャワー浴びてき！」


ってすぐに風呂場に放り出されて皆でシャワーを浴びる。
そんな時も神ちゃんは眠たそうにあくびを何度もしていたから、今日はご飯食べたら何もさせんと寝かせる。
淳太にも了承は得てる。


｢皆はよご飯食べよ！はよ上がるで！！」

濱「え？」

桐「流星が張り切ってる。どーしよ。」

「どーしよってなんやねん」

重「お前が珍しく張り切ってる時だいたい空回りするから嫌やねん笑」

「俺かて張り切る時ありますーーーー。」


俺どんなイメージやねん
とりあえず眠たくてぽわぽわしてる神ちゃんを速攻で上がらせ、ドライヤーしてあげる。
コンシーラー落としたら普通に濃いクマがあってなんなら今すぐ寝かせたい。
普段お世話されてる俺が神ちゃんのお世話をしてるから望はびっくりしてた。
そうか、神ちゃんは望が来てから心配させたくないって無理することも減ったからぐでんぐでんの神ちゃんを見たことないんやな。
とりあえず半分寝かけてる神ちゃんを抱き上げてダイニングテーブルまで連れていく。
リビングで準備してた淳太はびっくりした後に申し訳なさそうな顔をしてた。


中「やっぱ大分無理させてたなぁ」

「まあこれは淳太のせいちゃうやろ。神ちゃんの責任感が強すぎるだけや」

中「だからこそ仕事量は調節して寝かせて上げなあかんねんけどな」


そんなん長年の付き合いの俺ですらできひんからしょうがないんやけどな。
これはもう性格やから。神ちゃんの。
椅子に座らせてあげるとぽやぽやしてた神ちゃんの目が開く。


神「あれ、髪の毛も乾いてる。りゅーせーありがとう」


無理して欲しくない反面、このぽやぽやな神ちゃんが見れるのはちょっとだけ嬉しくて、甲斐甲斐しく世話をやいてしまう。
ご飯を食べ終わってからすぐに神ちゃんをまた抱き上げて俺の部屋に向かう。


神「あ、のんちゃんの擦り傷消毒してあげやな、、」


なんて言っている神ちゃんを無視してベットに寝かせて起き上がれないように強く抱きしめる。
やっと諦めたようで寝息を立てて寝始めたから少し力を弱めた。


「仕事頑張るのはいい事やけど、無理はしたらあかんで」


と寝てる神ちゃんに声をかけて俺も目を閉じた。
明日は昼までゆっくり寝よな。




望「いたーーーい！照史！優しく消毒して！神ちゃんみたいに！！」

桐「我慢せえ笑」

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