○ 震える動揺 ページ16
冷えていたのは身体なのか、心なのか。
それでも、彼が温めてくれたことには変わりはなくて
「ごめんね、ありがとう。」
潤「大丈夫?」
「うん」
支えてもらいながら立ち上がる
そうだった、ご飯を作っていたのに。
「・・・お味噌汁、まだ温かいかな?」
「うん。止めたばっかだよ」
「そっか、なら・・・・・っ!」
鍋の縁に触れてしまい思わず熱を持った指が耳へ
分かりやすいくらいに動揺しているらしい私に潤くんは
何も言わなかった。
遠くで雨の降る音が聞こえる。
その音が急に怖くなって彼に声をかける
「潤くん、話聞いてほしいの」
「うん。じゃあ、ご飯食べながらにしよっか」
優しく微笑んでご飯の準備を手伝ってくれる
優しいのは勿論。
最大限に大切にされていることを感じて涙が出そうになった。
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うがいましろ(プロフ) - ゆかりさん» 前作から引き続きコメントありがとうございます!私の勝手な好みでやや可愛い松本さんが出ちゃっているかもしれませんwこれからもよろしくお願いします! (2017年8月7日 10時) (レス) id: 5698e14306 (このIDを非表示/違反報告)
ゆかり - 潤君はストイックなのに実は照れ屋さんなんですね (2017年8月7日 9時) (レス) id: 008d99490d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:うがいましろ | 作成日時:2017年8月6日 22時