ゲーマーライターはロード中

44 kwkm ページ44

fkr「川上、もう心配しなくてもいいよだって」
「っ、え」

言葉が出ない

さっきの俺の発言が引き金を引いた？なんて考えてしまう

ymmt「Aさん喫煙者だったんですね…」
fkr「山本、それどこで知ったの」

ymmt「え、さっきAさんがTwitterで…」
wtnb「何か、まずいことなんすか…？」

fkr「結論から言うとAは喫煙者だったよ。でも山本とかこうちゃんとか乾とか、新しいメンバーが来るってわかってからは煙草やめたんだよね。今になってそれを出してくるってことはAもしかしてやばいかもしんない」

手当り次第探そっかとふくらさんが声をかける

fkr「久々だね、川上とAにいざこざが起きるって」
「いや、今回は本当に俺が悪いんで、あいつは」

fkr「これに関してはどっちが悪いとかじゃないよ。タイミングが悪かっただけ」

そうふくらさんに言われる



俺はスマを手に取りトーク画面を開ける


川上待っとけよ

なんてことを打つ









.









.









.









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wtnb「ほんとどこ行ったんですか、あの人…！」

Aが居なくなって約2時間

手掛かりすらわからない状態で信頼できるのはQuizKnockのメンバーのみ



「一旦オフィス戻ろか」
こうちゃんにそう話しかけ踵を返した









.









「…は」
オフィスの扉を開け目に入ったのは栄養ドリンクを片手にPCを使うAの姿

wtnb「ちょ、何処、にいたんすか！」
『え〜へへ、何処でしょう。あ、でも河村さんに捕獲されたよ』


kwmr「ここから約1時間程の本屋ですよ。僕もそこに用事があったので行くと、まぁ見事にAさんが居ました」

fkr「ちゃんと既読付けてね、次居なくなったら本当に怒るから」
『はーい、ふくらママ』
fkr「そのノリには乗らないからね」

ちぇっなんて言うAはまるで最初からそこに居たように座っている


『…あー、拓朗。ごめんね、善で言ってくれたことなのにね。ほんと私馬鹿だよね』

「…馬鹿じゃない。Aは馬鹿じゃない」

これ以上言葉が出てこない

おかえりとかもっと、Aを認めてるってことを言いたいのに

『…ふふ、拓朗の言いたいことわかった〜、有難うね』

「え」

『何年一緒にいると思ってるの〜。あ、遅くなったけどお騒がせしてすみません』

ご飯奢るから許して〜なんて皆に声をかけるA


「…ほんま気ぃ狂うわ」

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