駅で出会った彼は元推しでした

11話 ページ11

『あがりましたー』


うらた「ん？おかえり」

そうひと声かけると渉さんが返事してくれた



『あれ皆はって寝てた』

うらた「飲むだけ飲んで寝やがった、特に坂田とセンラ」

『志麻さんは？』

うらた「まーしぃは片付けしてくれたから問題無し」

『問題って笑』



うらた「てか懐かしいね、usssパーカー着てるの」

『丁度あったからね』


usssパーカーはもちろん私も持ってるが今は着てない、保管してある



『んー…明日も仕事だぁ…ふわぁ…』

うらた「日またいでるから今日だよ、お疲れ様」

『ありがとー…』

うらた「てか髪の毛乾かせよ？風邪ひくぞ」

『んー…』

やば、目が…勝手に閉じる



うらた「はぁ…乾かしてやるからこっち来い？」



そう言われたので渉さんの前に座る









・









うらた「ん、終わった」


『ん…アラーム…』


私は寝ぼけたままアラームをセットする




うらた「…無理させてごめんな」

『んー…？』


うらた「いや、髪の毛乾かしてる時にちっさい頃思い出してさ、俺がもう少し早くAに会えてりゃって」


『…しょーがないよ、渉さんのせいじゃないから…ね』


うらた「うん…ごめん、ごめんな」

『大丈夫だって…ね？もう寝よ…？』


うらた「そだな…おやすみ」


『おやすみ…』







私はそこで視界が真っ暗になり睡魔に襲われ、負けた

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