転校生 ページ46
「お誕生日のプレゼント？」
利佳ちゃんに事の経緯を説明する。
「相手の人はいくつなの？」
「えっと、高校二年生」
「どんなひと？」
利佳ちゃんは話をニコニコしながら聞いてくれている。
どんなひとと聞かれたらさくらちゃんは顔を赤くしながら説明していた。
「ちょうどわたしもクリスマスのプレゼント買おうと思ってたの！帰りに一緒に行かない？」
「いいの？」
「うん！知世ちゃんもAちゃんも一緒に行こう？」
『うん！いく！』
ガラガラっ
するとそこへ教室のドアを開けて先生が入ってきた。
「ホームルームはじめるぞー！」
生徒たちはそれぞれ席に着く。
その時先生と利佳ちゃんの目があったようで
利佳ちゃんは微笑みかけていた。
先生はそれをみて少し照れているようだった。
その様子をさくらちゃんは不思議そうな顔で見ていたのだった。
「きょうは転校生を紹介するぞ！」
その言葉とともにクラスは少しざわざわしていた。
「この時期に転校とは珍しいですわね」
『そうだね、お家の事情なのかもね』
「どんな子だろうね、仲良くなれたらいいな」
「さ、入って」
その言葉とともにドアを開けて男の子が入ってきた。
するとその子はさくらちゃんのことをじっと睨みつけてきた。
「ほ、ほえ…？！」
「
「さくらちゃん、みられてません？」
「う、うん…」
「みんな、仲良くな、じゃぁ席は…木之本、あ、さくらの方な！ちょうど席も空いてるし！」
そう言われて小狼くんはさくらちゃんの方へと歩いてきた
そして前まで来るとさくらちゃんのことをじーっと見ていた。
それを見て知世ちゃんが声をかけた。
「席はこちらですわ！」
『コートと帽子は後ろのロッカーに入れるといいよ！』
するとちらりと知世ちゃんの方をちらりと見て
Aの事も見ると少し驚いたような顔をしてから席に着いた。
席はさくらちゃんの後ろが小狼くん。
さくらちゃんの隣が知世ちゃん。
知世ちゃんの後ろにAという並びになっていた。
小狼くんは席に着いてからもさくらちゃんのことを睨みつけていた。
そして、授業中もそれは続いていた。
『(そんなに睨みつけなくてもいいと思うんだけどなぁ？ぎゃくにこわがっちゃうよ…？)』
そしてチャイムがなり休み時間になった。
すると小狼くんはさくらちゃんに声をかけていた。
「ちょっと」
そういって、2人で外に出て行ってしまった。
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氷壊寺礼(プロフ) - 失礼します。鋼の錬金術師のシンボル的なやつは正式名称「フラメルの十字架」です。 (2020年5月8日 22時) (
レス) id: ecbea78122 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - すみません。もう一つありました!!ページ44の勝負の結果は の後半のお父さんのセリフで「ごめんね、16歳から27歳まで僕が時間をもらってしまって」の「僕が」が、「棒が」になってました。お節介だったらすみません!! (2019年8月10日 15時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
言宮ノ華皇 - とっても面白かったです!!あと、誤字報告？です!!ページ42のお花は何処から？ の後半の「そのころお父さんたちは花の中を泳ぐようにして進んできた。」の「花の中を」が、「鼻の中を」になってました!!し、仕様ではないですよね…？ (2019年8月10日 14時) (レス) id: 3646678807 (このIDを非表示/違反報告)
よっぴ(プロフ) - カードキャプターさくらのお話少なかったので読めて嬉しかったです^^無理せずで良いので今後も更新していただけたら泣いて喜びます笑 (2019年7月23日 8時) (レス) id: 0069e98424 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうみん - りいくん友達なれるといいね、彼女ちゃんの前世強いなんだ、次回楽しみにしてます (2019年6月6日 5時) (レス) id: bf7cef9bae (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くろにゃんこ | 作成日時：2018年4月9日 17時
