日常、乾汁の脅威。 ページ14
貴「にしても乾汁…あれは一体………」
スムージーのようでいて、なんだかちょっと違うような…。
あ、飲んでないよ？ 飲んだ奴らを見てまで飲むほど私は勇者じゃないです。ええ。
あ、そうそう、その飲んだ奴らを連れ回したところで役にも立たないだろうから、コートに送りました。今頃ベンチに沈んでるんじゃないかな。うん。
越「ダークマターっス」
断言するリョーマね。
越「ちなみに類似品としては青酢やイワシ水とかがあるっス」
貴「岩清水？ 神社？」
越「いや、魚のイワシの方」
…あー、なんとなく想像ついたかも。つか類似品って商品化でもするつもり？
越「一体何人が餌食になったことか……」
貴「察して余りあるわ」
少なくとも四人。
…そういえば、
貴「魔王コンビは無効化できるんだってね？」
越「無効…特殊能力かなんかっスか。………いや、あれはもうその域っスね…」
リョーマの自己ツッコミ。
貴「だろ？」
越「あ、でも不二先輩は青酢が苦手っスよ。酸っぱいものが苦手らしいから」
貴「そうらしいね。レモンピールを不二さんのパンに乗せようとしたら怒られたもん」
越「……つくづくA先輩って勇者っスね」
あれそこまで酸っぱくないんだよ？ お菓子感覚で食べられるのに。…！
越「どうしたんスか？」
貴「静かに」
……いるな。
越「なんかハンターみたいな目になったっスね」
貴「そうか？ つかここどこだ？」
越「…前言撤回するっス」
速過ぎじゃね？
…おっとっと、あれは氷…、
貴「うわムカつくっ！ ダミー！？」
廊下の角、ひらひらしてたアイスブルーのジャージに色めき立ったのに近づいてみたらジャージだけ！ くそう小賢しい！！
越「なんかいかにもな手っスね」
貴「こんなこと仕掛けるのは萩あたりかなぁ」
見た目と物腰に反して結構黒いから。あいつ。うちの紳士に通じるものがあるね。
あ、いや、うちの紳士はたまにダークな発言を無自覚でする程度だけど！
越「それ一番救いようないんじゃ…？」
貴「さー気を取り直して次行ってみよー！」
越「聞く気ないっスねもう慣れたけど。で、どこに行くんスか？」
貴「見つけたぁあ！！」
越「はぁ！？」
まるでコントのような数十秒間でしたとさ。
貴「さあ出ておいで………私たちから見て廊下右側の甲冑の中に隠れてる立海3年の仁王雅治君！」
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椿(プロフ) - NANOMANOさん» ありがとうございます！！！ 私も、ツンデレコンビのデレは大好きです。財前君もっとデレろ…！ (2014年11月6日 21時) (
レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
NANOMANO(プロフ) - 財前が可愛いです。ものっそい可愛いです。デレをありがとうございます。いつでも応援します！ファイト！ (2014年11月6日 3時) (レス) id: f5d752c2cb (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - キー子さん» ありがとうございました！！ 続きは…うん、これ以上のカメですが、お付き合い頂ければ幸いです。 (2014年11月1日 22時) (レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
椿(プロフ) - 七夕♪さん» 光栄です！ こんなカメ足にお付き合い頂き、ありがとうございました！ (2014年11月1日 22時) (レス) id: f85a5f48fd (このIDを非表示/違反報告)
キー子(プロフ) - お疲れ様です！日常にスポットを当てていて親近感がわくお話でした（＾ν＾）続編があるのならば是非また応援します！絶対！！ (2014年11月1日 22時) (レス) id: 9a1f8b418f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：椿 | 作成日時：2014年6月8日 19時
