占いツクール
検索窓
今日:7 hit、昨日:106 hit、合計:28,948 hit

【瀕死】 ページ47

痛い...。
痛い...痛い...。
息をするだけで全身の骨が軋んで、身体の中が全部ぐちゃぐちゃに混ぜられるような感覚がする。

あ、そうだ。
私殴り飛ばされたんだ。
結局ガードは間に合わず、渾身のストレートをもろに受け相当な距離吹き飛んだ。

まずいとはわかっているのに、冷静な思考を痛みが邪魔してくる。
痛みで震えて落ち着いて能力を使う余裕もない。
苦しくて息をしようと必死で吸い込むと、冷たい空気が喉を刺激し一気に嘔吐感が込み上げて来た。
堪えきれず嗚咽すると、信じられない量の血。



『...う゛ぁ。っ、ぐぅ...っ。』

「おぉ、おお、おお!!俺の一撃を受けて生きてるたぁ大したもんだ!」

『っ...っぐ、うぅ。』

「...だがもぉ限界か。ご褒美だお前さんにゃぁ安らかな死をくれてやるぅ!!」

「煩いね。おまえ、近所迷惑て知らないか?」



諦めて溜まるもんか。
私はこんなところで死ねないんだ!
何か契機はないかと顔を上げると、脇の小路から眠そうな声が震ってきた。

あ...助かった。
痛みで自然と出てくる涙で前はよく見えず、鳴り渡る耳鳴りで声もよく聞こえない。
でも間違いない、私が仲間の声を聞き漏らすはずがない。
必死で手を伸ばして声の主を見上げた。



『っだず...げでっ!フェイッっ...!』

「......ノワル?」

「っノワル!!」

「おいおい、嬢ちゃんの知り合いかぁ?お前も念能力者だな。99人目と100人目が一緒にくるたぁラッキーだぁ!」

『あい...つ...。づよいっ...!』

「わかたよ。...安心するね、ゆくり治すといいよ。」

「來做吧... 殺了這個傢伙!!」



フェイが私の前に立ちはだかって相手を牽制する。
フェイが来てくれた...助けてくれた。
安堵でどっと体が軽くなる。
意識を手放したくなるのを堪えながら少しずつ能力を発動して行った。

【瀕死】あ←【瀕死】



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (53 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
191人がお気に入り
設定キーワード:HUNTER×HUNTER , 幻影旅団 , H×H   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユニ - 更新頑張ってください待ってます! (2018年12月4日 20時) (レス) id: f4bda40a71 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ11で、「強くなってほしい」が「強くなってほし」になっています。 (2018年10月21日 6時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
まっちー(プロフ) - 一からよみました!面白可愛くてハマった!更新まってまああああす! (2018年10月9日 17時) (レス) id: 32a67d59b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆともす(プロフ) - 主人公とっても可愛いですね(´∀`)更新待ってます〜 (2018年9月27日 3時) (レス) id: 0710793742 (このIDを非表示/違反報告)
スズリー - とても楽しく読ませてもらっています! (2018年9月26日 22時) (レス) id: d426f2b161 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ふぉれすと | 作成日時:2018年9月23日 4時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。