【陰謀】�� ページ27
『...ええ、情報提供感謝しますわ。...はい、ではまた後日伺わせて頂きますね。』
『ふぁー！疲れたぁ...。ヒソカー、何か飲み物ちょうだーい...って、いないんだっけ。』
机の上に広げられたパソコンとたくさんのノート。
仕事相手との腹の探り合いのような疲れる電話も終わり、一息つこうとヒソカに声をかけるが返事がない。
そう言えば別の面白いことがあるから、明日まで留守にするって言ってたっけ。
なにか飲み物をと、冷蔵庫を開けると綺麗にすっからかん。
食材もほとんど入っていない。
しょーがない、お買い物に行くかぁ。
ついでにヒソカの好きなアップルパイでも作ってあげようかな。
なんかふつーにこの部屋に住まわせてもらっちゃってるし、お礼ってことで！
『よし、財布とケータイは持った。変装は...ちょっとだから簡単にでいっか。』
低い位置で髪を二つに結び、大きめの伊達メガネをつけ、パーカーのフードを被る。
ほんのりと雰囲気は変わるしこれでよし。
そもそもゴンとキルアに会うための変装だったし、そろそろ変装解いた姿も見せてもいいかもなぁ。
そんなことを取りとめもなく考えながら買い物に出かけた。
『ふっふっふふーん♪ いい買い物したぁ。』
私は今上機嫌だ。
私の好きな種類の紅茶の茶葉が手に入り、アップルパイ用の林檎はとっても良質。
おまけに店主のおじちゃんが｢お嬢ちゃんは可愛いからサービス｣なんて言ってくれたものだから、かなりのウキウキ気分！
大きな紙袋を抱えながらスキップ半分に通りを歩いていると、視界の影に見覚えのある道着が写った。
あれ、ズシ君じゃん。
でもなんだか様子がおかしいような？
全く動かないズシ君に違和感を抱いた瞬間、その体がゆらりと倒れ込んだ。
｢ヒヒッ...頼む...ネ。｣
｢ああ、上手くやるさ。｣
｢これで2勝、だな。｣
『ねぇ？何してるのー？』
｢｢｢...っ！？｣｣｣
倒れ込んだズシ君の靴を脱がせた時点で良からぬことをされていると確信した。
確信したと同時に足が動き、ズシ君の靴を脱がせたグレーの男の背後をとっていた。
一体なんのために？
そんな疑問が湧いてくるが一旦無視をする。
私のお友達に手を出したやつなんて、理由関係なしでムカつく。
｢い、いつの間に！｣
｢お前！一体どこから！？｣
『だーかーらー。何してるのって聞いたよね？答えてよ。』
｢キミには関係の無い話...ネ。｣
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 211人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
鬼マカロン - 続編楽しみです！！更新待ってます！ (2020年9月12日 11時) (
レス) id: c8c29494df (このIDを非表示/違反報告)
ユニ - 更新頑張ってください待ってます! (2018年12月4日 20時) (レス) id: f4bda40a71 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ11で、「強くなってほしい」が「強くなってほし」になっています。 (2018年10月21日 6時) (レス) id: 288d462176 (このIDを非表示/違反報告)
まっちー(プロフ) - 一からよみました！面白可愛くてハマった！更新まってまああああす！ (2018年10月9日 17時) (レス) id: 32a67d59b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆともす(プロフ) - 主人公とっても可愛いですね(´∀`)更新待ってます〜 (2018年9月27日 3時) (レス) id: 0710793742 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ふぉれすと | 作成日時：2018年9月23日 4時
