【USSS】愛しい彼らの反応記録集！！【してみたされてみた】

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『今日、一緒に寝ない？』


｢……お誘いとして受け取っていいってこと？｣


『ばか、んなわけないでしょ。』




真顔でそんなことを言う彼氏にチョップを食らわせる。
たまにはいいかな、なんて思ったけど言わなきゃ良かった。
自分の部屋に向かおうとすると、後ろから志麻くんの焦った声が聞こえてくる。




｢待って、嘘嘘！ごめんって！！｣


『…も〜…寝てくれるの？』


｢寝る、寝よ！！まじで！｣




だったら最初からあんなこと言わなきゃいいのに。
一緒に志麻くんの部屋に行って、一緒にベットに寝転がる。




『んー……』


｢え、臭い？｣


『違うー、志麻くんの匂いすごいするなって。』


｢はー、可愛いな？？？｣




おりゃおりゃ、と頭を撫でられる。
髪がぐしゃぐしゃになったけど、あとは寝るだけだしもういいだろう。





『……なんか志麻くんに抱きしめられてるみたい』




ぼそっとそんなことを呟く。
すると志麻くんは目を丸くして、すぐに大きく息を吐き出した。




｢は〜、も〜！なんでそんな可愛いこと言うかな！？｣


『思ったこと言っただけだし。』


｢てかさ？本人が目の前におるんにそんなこと言わんといてやー｣
｢いっぱいぎゅーってしてやるわ。｣


『ねぇ苦しいー！』




嫌がってるけど本当はとても嬉しくて。
思わず笑みがこぼれる。




｢笑ってるやん！｣


『えへ、だってすごいいい匂いするんだもん』



可愛い！！！！なんて叫んで悶えている彼をもう一度チョップする。



志麻くんのいい匂いで満たされて、だんだんと目が開かなくなってくる。
おやすみ、の声を最後に、私の目は開かなくなった。




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