- skt - ページ4
「Aかわええなぁ、めっちゃ好き！！！」
そんな声が聞こえたと同時に、視界が真っ暗になった。
他でもない。彼氏の坂田くんが抱きついてるからだ。
『ちょ、離して！？』
「嫌や〜、もうAはほんまかわええなぁ〜」
ずっとかわいいと連呼する坂田くん。
ちょっとヘアアレンジ変えただけなのに。それも、ポニテからハーフアップにしただけ。
でも、それに気づいて褒めてくれるのが嬉しいし、恥ずかしい…
けど、そういえば、坂田くん…
かわいいって言葉以外、あんまり言ってくれない気がする。
よーし、明日は勇気を出して聞いてみよう…！
坂田くんが、私のことどう思ってるか。
ー翌日ー
『あのさ、坂田くん』
「ん？どうしたん？」
すぅっと深呼吸。
結構恥ずかしいこと、聞くからね。
『いつも、か、かわいいって言ってくれるけど…坂田くんは、私のどんなところが好き？』
すると坂田くんは、ちょっと驚いた顔をしてから微笑んだ。
「んーとな、まずは褒めたらすぐ真っ赤になるところ！それから、実は甘えたさんなところ、優しいところ、ごめんなさいよりありがとうって言ってくれるところ、俺の話聞いて笑ってくれるところ、ノリがええところ、あと………」
『ちょ、もういいから！！ストップ！！』
坂田くんの口からポンポンと飛び出てくる褒め言葉に、自分の顔が熱を帯びているのがよくわかった。
「えー？…ふは、顔真っ赤やん！それや、俺の好きな顔」
『なっ…！も、もう、ばか！！』
「そういうちょっと口悪いところも好き」
な、なんか悔しい…！！
坂田くんに言われっぱなし。私も反撃してやる！！
『私だって、そういう、あ、甘やかしてくれるとこ…好きだよばーーーーか！！！』
…これ、また揶揄われるんだろうな…
そう思ってそっぽを向いていると、
「………へ」
予想していなかった声が聞こえて、思わず振り向いた。
すると…そこには、顔を真っ赤にした坂田くんがいた。
『え』
「や、違っ、もうほんま反則やから！！！」
『…んふふ、好きー！大好きー！』
「ほんまにもうやめて！！！分かったから！！！」
私たちは、お互いのことがとっても大好きです。
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時林檎。 - さっくさん» ありがとうございます!!好きになったら俺の負け。(http://uranai.nosv.org/novel/Tokirin4/)で宣伝させていただきます!! (2021年8月6日 8時) (
レス) id: dae35fe255 (このIDを非表示/違反報告)
さっく(プロフ) - 時林檎。さん» コメント、嬉しいお言葉ありがとうございます！ご自由にどうぞ！ (2021年8月5日 13時) (レス) id: 987cd85010 (このIDを非表示/違反報告)
時林檎。 - 初コメが私なんかですみません…、一応謝罪します…。るなから合作のことを聞いてて、ずっと楽しみにしてました!!「もぉ〜!皆いちゃいちゃしてて可愛いなぁ〜!」と心の中で発狂してます。よければ私の小説で宣伝してもよろしいでしょうか…?更新楽しみにしてます!! (2021年8月5日 13時) (レス) id: dae35fe255 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さっく x他2人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/personal.php?t=nonkichi
作成日時：2021年7月19日 20時
