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1時間ほど罠を避けて歩いただろうか
『ねー、イルミ、疲れた』
「はいはい」
『ねー、イルミ、なんでハンター試験受けてんの?』
「次の仕事で必要なんだよ
持ってた方が便利だしね」
『ふーん』
「Aはなんでハンター試験受けてるの?」
『私は師匠から新しい発考えるのにいい機会だから受けて来なさいって言われて
しかも発なしで合格しろって言われたから正直今の状況はかなりきつい』
「ふーん
まぁ、この試験はオレに任せとけばいいんじゃない?
こう言う試験はオレ向きだし」
『そうだね
でもそれじゃ、私のためにならないような気もするけど』
「見てることで学ぶこともあるんじゃない?」
『確かに
では、イルミ様、私を三次試験クリアまで導いてくださいませー』
「じゃあ、この三次試験無事クリア出来たらデートね」
『はい?
なぜそうなる』
「だってAすぐ逃げるし、まともにデートしたことないじゃん」
『イルミ相方なら三次試験楽勝だからデート確定だろうけど、了承いたしました』
「じゃぁ、行こうか」
イルミはAをお姫様抱っこした
『なぜ』
「疲れたんでしょ」
『ありがとうございます、イルミ様』
イルミはAを抱っこし歩き始めた
またまた罠を避けながら1時間くらい立っただろうか
扉が見えてきた
『え、ひょっとして終わり?』
スピーカー「そんなわけないだろう!」
『あ、ホッパーさん、終わりじゃないの?』
スピーカー「リッポーだ!大体A、僕のこと知っているはずだろう!」
『知ってますよ、そんなに怒んない怒んない♪』
「なにAのこと名前で呼んでるの?
死んどく?」
『だからすぐに殺そうとしないの』
スピーカー「ゴホン!さあ、この扉の向こうには死刑囚100人が待ち構えている
君たち2人には特別に選りすぐった囚人達だ!
2人で協力して全員倒してゴールを目指してくれたまえ!」
『なにそれ、イルミ余裕じゃん』
スピーカー「そう思うから、少し条件を付けさせてもらう!」
『なにそれ後付け条件とか卑怯』
スピーカー「A、ハンター協会で会ったら覚えとけよ」
「え、殺す?」
『だから殺しちゃだめだって』
スピーカー「さあ、その条件だが‥‥‥」
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作者名:シマママ | 作成日時:2022年10月24日 2時