泳げる能力者 2nd

‥ ページ13

『みんなはここでなにをしてるの？？』

「強くなるために訓練してるんだ！」
「偉い人を守るんだよ！」

『すごいね！
お昼からまた訓練？？』

「うん！」
「Aちゃんも一緒にやろうよ！」

『いいの？？
じゃあ、私も訓練頑張るね！』

「わーい！」
「やったー！！！」


ご飯を食べ終わったAと子供達は一緒に体力づくりの訓練を始めた

訓練が始まりしばらくすると、背後から何か気配を感じた気がした

Aは後ろを振り返ると遠くの建物に黒い服を着た人影が見えた

『見聞色の覇気も使えないのに、なんで気配がわかったんだろう？

あの人影は一体‥‥‥‥‥』

そう、見聞色の覇気が全く出来ないA
気配など感じることなどほとんどないのになぜ気がついたのか

気になったAは人影が移動したのを確認し、後をつけることにした

『みんな！今日は楽しかった！
ありがとう！
私そろそろ行くね！
また会おう！』

「Aちゃん行っちゃうの？」
「またね！ばいばーい！」

子供達と別れ、Aは人影を追った

海岸に出ると、その人影は海軍と戦っていた

『(んー、よく見えないけど、あれってひょっとして師匠！？
私ってすごくない！？
まさかこんなとこで会えるとはラッキーすぎる！！！

でも、海軍とバトル中か‥‥

どうせ海軍負けるだろうしもう少し様子見よ)』

Aは戦いを見届けることにした

しばらくし、海軍が敗北
海軍の船に師匠達が乗り込み出港するのを確認した

『あの船追うか』

ペンギンAは海に飛び込んだ



師匠が乗る船の上

「これからどうするんじゃ」

「とりあえず、スパンダムに必ず戻ると言ったからな
これからさらに強くなって、あいつの元に行くとしよう」

「賛成だな」
「賛成よ」

そんな会話をしていると海から何かが飛び出し、船の上に飛び出してきた

「なに！？」
「指銃」

『うぉっ！紙絵！』

「避けた？」
「なにかしら？ペンギン？」

「指銃」
『ちょっ、ちょっと落ち着きましょう
師匠！！！』

「オレのことを師匠と呼ぶのはこの世でただ1人だが」

『その1人が私です！！』

「え、ひょっとしてAなの！？」
「Aじゃと！？」
「ペンギン‥‥」

「A？」
攻撃を止め、Aの名前を呼ぶ

Aは人間の姿に戻った

『お久しぶりです
ルッチ師匠』

そう、Aの六式師匠は元CP9ロブ・ルッチだ

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