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「...それで、寄りによって借り物競争になってしまった、と。」
『っ、どーしよう泣』
体育祭が近付いて、嫌いな授業が一限、種目を決めるためだけの時間へと時間割が変更した。ところが、どうやらうちのクラスは、他のクラスに比べて人数が少ないらしい。
最低でも、一人二種目はする様に。と告げた先生に少し、キツい視線を浴びせながら、渋々当たり障りのない種目に手を挙げ、数少ない枠組みに入れるよう、公平にジャンケンをした訳だが...
「はい、じゃあ。これで決定ね！」
どういう訳か、綱引きと、借り物競争の横に、私の名前が並ぶことになってしまった。
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運動をするのは嫌だけど、彼氏の晴れ舞台は見に行きたいと、あまり気持ちが乗らないようで、乗るような、そんな矛盾する気持ちのまま、体育祭当日を迎えた。
わりぃ、みんなで始まる前に集まらないとダメで。と、無事に以前話していた、3種目全てに出演することが決起したドンヒョクくんは、ご苦労ながら朝早くから学校へと向かっていった。対に私は、友達とお揃いの身なりをする為だけに早起きをして、学校に向かっている訳なので、まあそれも似たようなものか。なんて思っている。
「ジャーン！色々持ってきたよ。」
『レイは可愛いから、そのままでいいのに...』
「何言ってんの！それはAもじゃん。」
『そんな事ないよ...あのさ、髪型。これにしたくて、』
「え！可愛い！！！出来るかなあ。やってみるね！」
＿＿＿＿
MK「あれ。君、ドンヒョクの彼女じゃない？」
用意を終え、先生のアナウンスと共に、自分たちの色を持つ旗へと足を運んだ。そこには既に他の団体がいて、その中にいた上級生、イマーク先輩が私に声をかけてきた。
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みるく(プロフ) - lokiorさん» コメント有難うございますᐡ ̳ᴗ ̫ ᴗ ̳ᐡ更新の頻度はバラバラですが見て下さっていて、嬉しいです泣 lokiorさんもお身体に気を付けてください(；＿；)有難う御座いますʚ (2022年12月5日 15時) (
レス) id: 5e5d1321e9 (このIDを非表示/違反報告)
lokior - コメント失礼します！本当に最高で大好きです！！これからも頑張ってください！応援してます！あと、お身体に気を付けて！ (2022年12月1日 18時) (レス) @page16 id: fd6c8e4d01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みるく | 作成日時：2022年11月29日 14時
