ノミンと同期の女の子2 (ページ23)

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月曜日、1週間が始まるこの曜日が嫌いだ。

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「ドンヒョク！売店行こー！」

HC「おっけー、今行く！」

私たちの教室とドンヒョクの教室は少し離れている。
売店へ行く時は私たちの教室を通らないと行けないから、こうやって薄らドンヒョクの声が聞こえたりする。

HC「おい待てって！！！笑」

この教室は比較的静かな方で、黒板には宿題の提出を忘れた私たちの名前が書かれている。

JM「A、次移動だって。体育」

JN「着替え終わったら教室の前集合ー！」

『はーい』

生きていた年月に比べれば少ない時間だけど、それでも私にとっての世界は会社だけで。私と共に行動するジェノとジェミンはともかく、クラスの違うドンヒョクが私じゃない女の子と話したり、じゃれたりしている声が聞こえると少しだけ、寂しくなる。

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HC「お！Aだ！！お前体育できんのかよ〜」

着替え終わってジェノとジェミンを待つため、教室の前へ訪れるとドンヒョクがいた。

『ふんっ、出来るもん。』

嘘だけど

HC「怪我すんなよ〜」

そう言って頭を撫でて通り過ぎるドンヒョクが、知らない人にみえて怖くなる。

「Aちゃん、だよね、？俺、3年の〇〇なんだけど。知ってるかな、、？」

学校の中じゃイケメンと騒がれているらしい先輩も、彼のせいでボヤけて見える
私の頭を悩ませるアイツは直ぐに消えていなくなったのに、頭の中からは消えないんだから

『え、っと、』

ご覧の通り、私は彼らがいないと何も出来ないただの人間なんです。月曜日はやっぱり憂鬱じゃないか、一日が長すぎる、でもたまに月曜日が嫌じゃなかった時もあったかもしれない。

HC「先輩ー、俺の友達になんか用ですか？」

売店へ行ったはずのドンヒョクが来てくれた。

HC「すみません、月曜日はAに会う日なんですよ。って守れたの1ヶ月もないけど爆笑」

JM「Aー！！！！いた！ジェノや、いたよ！」

JN「心配した、、、」

その約束は、初めて喧嘩した後にドンヒョクが言ったもので。なんなんだコイツと思ってしまった懐かしい思い出

私が寂しいって思ったことは絶対秘密

君がそう言うなら月曜日は良い日だ。

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