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｢今日も泊まってくやろ？｣
『いいの？』
｢おん、その代わり１回これ付き合ってくれたらな｣
廉が差し出したのはテレビゲームのコントローラー
『えー、わたし苦手』
｢じゃあ帰るん？｣
分かってて言ってる廉はズルい。
『どうせ廉つまんないと思うよ、わたし弱いもん』
｢Aぼっこぼこにしてすっきりして寝るのが目的やもん｣
『ひっど！』
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サッカーのルールさえ曖昧な上に
普段からテレビゲームなんてしないわたしは惨敗。
『これわたしのコントローラーだけ絶対壊れてる』
｢じゃあ入れ替えてやる？｣
『そうする、廉の貸して』
分かってはいたけどもちろんコントローラーのせいなんかじゃなくて、
わたしのある意味 見事とも言える散々な結果に、
隣で彼はお腹を抱えて笑い転げている。
『そんな笑う？』
｢だってA、反則だらけやん(笑)退場やで(笑)｣
まあいっか、廉が楽しそうだし。
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｢おし、じゃあそろそろ寝るか｣
『え、行かないの？寝室』
ソファの上で寝転がった廉にそう声をかければ、
｢ベッドはAが使うやろ｣
なんて。
どうしてそんなに一緒に寝るのを嫌がるの？
『廉もベッドで寝ればいいじゃん。あんなに大っきいし2人でも狭くないよ？』
｢俺はここでええの、｣
『なんで、』
別に喧嘩なんてするつもりはないけど、
少し語尾が強くなってしまった自分に反省した。
｢なんでも、Aは気にせんでええから｣
廉の言いたいことが全然わかんない。
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なな - 本当に切なくて、でも、どこか幸せで温かくて、涙がとまりませんでした。だいすきです！ (2018年10月2日 4時) (
レス) id: d317cbb504 (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - お互いに好きなのに別れるとゆう選択、切ないですよね…二人にとって幸せな瞬間があったってゆう事実がその後の人生にいい影響を与えていたらいいなと願ってます!! (2018年10月1日 9時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
Yuka(プロフ) - 涙止まらないくらい切ない。。でも、好きな作品でした！出会えて幸せでした！また続編も楽しみにしています！ (2018年9月16日 21時) (レス) id: e3f933bc47 (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - まりさん» コメントありがとうございます！今書き上げている作品が終わり次第続編を始められたらなと思っていますので楽しみにしていていただけると嬉しいです！ (2018年8月8日 23時) (レス) id: 76e7965f2e (このIDを非表示/違反報告)
るる(プロフ) - 卍さん» ありがとうございます！またこちらでお会いできたら嬉しいです！ (2018年8月8日 23時) (レス) id: 76e7965f2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るる
| 作成日時：2018年7月16日 20時
