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照side
昨日、バイトから帰ってきた大介は動ける服装で！とだけ言ってたけど、シューズとかもいらないのかな。
てか、全然知らないけどどこでやるんだろ？
昨日突然思い立った、みたいな感じだったしスタジオとか。
うーん、考えてもわかんねーな。
だい兄のことだし。
大介 「おっまたー！」
リビングに元気よく入ってきただい兄は俺とラウの服装を見て、ひとりうんうんと頷く。
大介 「よし、じゃあ行こっか！」
「ちょ、待て待て。シューズとかもいらねーの？」
大介 「うん、いらない。最低限でいいよ〜」
そう言って自分の手荷物を見せてくれるだい兄。
手荷物って言うか、タオルすらもなく、ポケットから財布が出てきただけのだい兄にもはや不安を覚える。
家を出てからも、るんるんなだい兄と少し緊張気味のラウ。どこに行くのかもわからないから、だい兄の後ろをついて行く。
街を抜けて少し歩いた先の公園の前でだい兄の足が止まる。
「はいっ、とうちゃーーーく！今日はここで踊ります！」
ラウ 「？？？」
ラウは不思議な顔をしてるけど、少し遠くから音楽が聞こえてて、なるほどと思う。
だい兄がやろうとしてることがやっとわかった。
公園の中に入ると、子供たちが遊んでる遊具とは反対の整備された方のスペースでストリートダンスをしてる人達がいる。
曲の切れ目の所で突然だい兄は、その人達の中に飛び入り参加した。
急に入ってきただい兄に、踊ってた人達がざわつくもすぐにだい兄独特のダンスに魅せられ、踊ってた人達も周りで見ていた人達からも歓声が上がる。
最後はだい兄お得意のアクロバット。
こんな近くであんな綺麗な着地のアクロバットを見せられ、また歓声が上がる。
大介 「うぇーい！気持ちぃ〜！！」
だい兄は凄い。
その場の空気をいとも簡単に全部持っていく。
隣のラウはただただ驚いてて、凄い、、と声を漏らしてた。
「ラウ、ラウ？だい兄が呼んでる」
ラウ 「っえ？」
大介 「ラウ、ダンスバトルしよ！」
ラウ 「えぇ、、でも俺、」
だい兄にダンスバトルを持ちかけられるけど、ラウはたじたじ。まだスタジオでしか踊ったことのないラウにとって、高難易度だし、なによりだい兄は荒治療すぎる (笑)
でもここは兄としても、講師としても、俺が背中を押してやらなくちゃ。
「行ってこい、魅せてやれよラウのダンス」
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チビ(プロフ) - 永遠さま、リクエストの度々お答えいただきありがとうございます！いつも楽しく読ませて頂いています。 (2021年1月18日 12時) (
レス) id: da5d182f3d (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 魁さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致します。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
魁 - 温泉掛け流しじゃなくて、源泉掛け流しですよ。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 3e8c2afba9 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ - ラウが大介とダンス武者修行みたいな感じで路上で1人でフリーダンスを踊ってそれを見ていた人がSNSに動画を投稿。それがバズって注目されるみたいな話が読みたいです。 (2020年12月27日 15時) (レス) id: e17d72e529 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - チビさん» リクエストありがとうございます！まずはダンスのお話から描かせて頂きました！他のリクエストも描かせて頂きます！ (2020年12月27日 12時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠
| 作成日時：2020年7月30日 1時
