お墓参り 〈リクエスト〉 ページ23
亮平side
ラウ 「そーいえば、僕達お墓参りとか行かなくてよかったのかな？」
「ん？」
ラウの勉強を見ていたら、机に向かっていたラウが顔を上げてそんなことを言った。
ラウ 「ほら、だい兄のほんとのお母さんの！今までは知らなかったけど」
「そうじゃん、、って、え、でももうお墓参りって」
康二 「もう時期ちゃうよな」
しょうた 「気持ちじゃねーの？大丈夫だろ」
本来であれば、夏休みの間に行くべきだったはず。
あれ？でも、多分だけどだい兄は毎年行ってると思うけど、今年は？？
「あ、だい兄」
大介 「うん？なんか飲み物いる？」
喉が渇いたのかちょうどリビングに入ってきただい兄。
「いや、大丈夫。あのさ、今年お墓参りって行った？」
大介 「行ったよー。あ、気にしなくていいよ」
「そういう訳にもいかないでしょ」
大介 「違う違う。もう辰哉が挨拶してくれてるから」
「え？」
え、まって、たつ兄行ったの？
え、いつ？俺らに内緒で自分だけ？
涼太 「あ」
「涼太知ってるの、、？」
涼太 「もしかして、、こないだカフェ急に休みにした日？」
しょうた 「あー、俺が調子悪かった時？」
「なんでふたりだけで、、？俺らに言ってくれても」
大介 「いや、そんな気負いさせたくなくて元々ひとりで行くつもりだったんだけど、辰哉が急に行くって言い出して」
罰が悪そうな顔をするだい兄。
気持ちとしては、だい兄の気持ちも分からないこともない。でもそうやって言われてしまうのは、なんだか悲しい。
康二 「たつ兄もたつ兄やけど、だい兄もだい兄やで？気負いなんかせーへん。俺らも挨拶せなあかんやろ、だい兄の弟として」
しょうた 「康二、いいこと言うじゃん」
康二 「やろ？笑」
涼太 「暗くなる前に行こうよ、大介案内よろしくね」
finish...
ゆり組の回のお話の時にどこかへふらっと消えた辰哉と大介のリクエスト頂いてましたので、書かせていただきました！
このお話はリクエストがなくても、書く予定のお話でしたが、リクエストありがとうございました！
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チビ(プロフ) - 永遠さま、リクエストの度々お答えいただきありがとうございます！いつも楽しく読ませて頂いています。 (2021年1月18日 12時) (
レス) id: da5d182f3d (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - 魁さん» ご指摘ありがとうございます。訂正致します。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
魁 - 温泉掛け流しじゃなくて、源泉掛け流しですよ。 (2021年1月17日 23時) (レス) id: 3e8c2afba9 (このIDを非表示/違反報告)
たぴ - ラウが大介とダンス武者修行みたいな感じで路上で1人でフリーダンスを踊ってそれを見ていた人がSNSに動画を投稿。それがバズって注目されるみたいな話が読みたいです。 (2020年12月27日 15時) (レス) id: e17d72e529 (このIDを非表示/違反報告)
永遠(プロフ) - チビさん» リクエストありがとうございます！まずはダンスのお話から描かせて頂きました！他のリクエストも描かせて頂きます！ (2020年12月27日 12時) (レス) id: 9a157f8c2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：永遠
| 作成日時：2020年7月30日 1時
