21話 ページ22
「安室さーん、警察の方来ましたよー!」
「はーい、今行きます!」
行きましょうか という言葉に深く頷いて3人で部屋を出る
戻ると、騒ぎを聞いて心配して来た小五郎さんと、目暮警部たち、と
風見警部補!?
かざっ
かざみんではないか(割と好き)
いや待てよ、ここで私の名前を警察の皆様にお伝えすれば協力してくれるか?
__言うだけ言ってみようか
いや、とりあえず小五郎さんに自己紹介するか
…よくよく考えたら安室さんの彼女っていう設定使いやすいかも
「毛利小五郎先生!」
「うん?」
「私透さんの彼女の冬城Aです、
毛利先生には以前から憧れておりました
この近所につい最近引っ越してきたのです、どうぞよろしくお願いします!」
「おん? 透の彼女? にしてもどこかで聞いたことあるような名前だな…… にしても美人さんだな…」
悩んでいる小五郎さんとは対照的に、警察の方々の表情はなんとも言えないものとなっていく
ついでに安室さんの表情は見えない位置にあるから確認しない(したくない)
「今大学2年生で犯罪心理学を専攻してます!」
そういった矢先
「き、君はあの冬城くんかね!?」
「本物? 本物なの?」
「まさかこんな人だったとは……!!」
ここにいる全員の反応が面白くて吹き出してしまう
「えぇ、私は警察に協力している心理学者さんの1人です 名前を覚えていただいておりとても光栄です」
子供たちの方から えええええええええ! という声が上がる、そりゃそーよね
「この場に君がいてくれて心強い、この一連の事件についてなにか分かりそうなことがあれば教えて欲しいんだ」
目暮警部たちは100%信頼してくれているみたい
……逆に風見警部補は私のことを怪しんでる
まぁ、それもそうか
「今までの情報を詳しく教えていただければ、必ず力になります」
「一般人の貴方に、詳しい情報なんて教えられる訳がないだろう」
はぁっ冷たいかざみん……
と思っていたら安室さんが笑顔で風見警部補に頭を下げて言った
「彼女、絶対役に立ちますから!
お願いします、どうか情報を教えてあげてください!」
あ、やば、あのかざみんの顔写真に収めたい
(えっ? なんでや? 意味わからんらんみたいな顔してたかわいい)
「ようやくこっちに引っ越せたんです、どうか私に協力させてください お願いします」
2人揃って頭を下げれば上からため息が飛んできて
「今回の件で実力を見させてもらおう」
…よし、第一関門は突破できたか
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レモン(プロフ) - はじめまして、最初から一気に途中まで読ませていただきました!!面白かったです!零君が超カッコいいのでキュンキュンしてます! (2018年10月19日 23時) (レス) id: e66d7d83c8 (このIDを非表示/違反報告)
あちぇるんるん(プロフ) - kamiさん» 関西の方の方便で そうですか の意味ですね! 北海道には何も関係ありません…笑 (2018年6月17日 13時) (レス) id: d385e648a6 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - さいでっかって、方言ですか? (2018年6月17日 12時) (レス) id: ee89c5b5ab (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あちぇるんるん | 作成日時:2018年6月4日 23時