ー特別な存在ー (ページ5)

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勘違いページ5

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JS「Aちゃん？ちょっとリビングおいで」

キッチンで洗い物をしていると、口は笑ってるけど目は笑ってないなんとも言えない表情のジスが呼びに来た。

大体"ちゃん"付けをしてくる時は怒ってる時。

でも私別になんもしてないしな…

『ジス…あれ、なにみんな集まって』

SC「まぁ、とりあえずそこに座って」

言われた通りの場所に座ると一斉に集まる視線。
ホシ……もこっち見てる……ね。

HS「ちょっとヌナ、いま俺の目が開いてるか確認したでしょ」

鋭い…、とりあえず首を横に振っといた。

『で、なんなの？私まだ洗い物途中なんだけど』

SC「単刀直入に聞く、Aやお前彼氏いんの」

『はい？』

彼氏？私は今のこの仕事に就いて1年ちょっと。
その間に彼氏どころか好きな人さえ出来てない。
だからスンチョリがなんのこと言ってるのかよくわからない。

MG「ヌナ、彼氏いるなんて嘘だよね？！」

JH「俺らがいんのになんで彼氏作る必要あるんだよ」

DN「ヌナ…」

『ちょ、ちょっと待って！なんでそんな話になるわけ？！私好きな人すらいないんだけど？！なにがどうなってそういう話になるの？！』

JH「じゃあこれはなに」

ハニがテーブルの上に差し出したのは、1枚の写真
その写真を手に取りよーく目を凝らして見ると確かにそこに写ってるのは私。

で、その隣には…私と腕を組んで歩く男性の姿。

でも…この男性…

SG「こんな決定的な写真、誤魔化そうったってそうはいかないよ！！」

WN「この際白状するんだな」

あぁ、まぁこの写真見たら誰もが勘違いするだろうね…。
でもこの男性よく見れば誰だか分かると思うんだけどなぁ…。

『あのさ…、あなたたちはこの私と腕を組んでる男性が誰かわからないわけ？』

私の言葉にきょとんとするメンバーたち。

ウジは写真を手に取るとじーっと目を凝らして写真を見つめた。

WZ「あぁ…」

ほらほらマズそうにしてる。

ウジの反応を見てホシがウジから写真を取りウジ以上に目を凝らして見ている。

HS「ミニョニヒョンだ…」

ホシの言う通り、写真に写ってる男性は事務所の先輩でもあるNU'ESTのミニョン。

DK「え、でもなんで？！」

『同い年だしただ仲がいいだけ！まったく早とちりな勘違いしないでよね！』

まったく……。

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