ー特別な存在ー (ページ1)

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朝はとにかく慌ただしいページ1

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いつも通りの時間に起床し、いつも通り洗顔歯磨き着替えを済ませ、いつも通りキッチンに立ち13人分の朝ごはんを作る。

朝ごはんを作るだけでかなりの体力を消耗するのにこれから始まるいつも通りの行事に大きく深呼吸した。

『よし、いくか！！』

思いっきり気合いを入れ一つ目のドアを開けた。

部屋に入ると閉めきったカーテンのせいで薄暗い空間に静かに聞こえる寝息。

『ミンギュ～…、朝だよ』

MG「ん、あ、朝…？あ、ヌナぁ」

うっすらと目を開け私を見たミンギュは布団から腕を出すと引っ張ってと言わんばかりに手を差し伸べてくる。

MG「ヌナぁ」

『もう、自分で起きなさい！』

MG「へぇ、そんなこと言うだ～…、ヌナ最近僕に対してなんか強気だもんなぁ」

『前からミンギュには強気だったよ』

MG「ヌナ生意気」

『私、ミンギュより年上だもん』

MG「ふーん…」

『うあ、』

ミンギュは私の腕をぐいっと掴むと自分の布団に引っ張ってきて私はまんまとミンギュの布団の中へ。

抜け出そうにもミンギュの力にはもちろん勝てなくて体も大きいからかホールドされるとこれがなかなか抜け出せない。

『離せ～！！』

MG「やだ、」

『んんんん！！！ウジ！ウジ！助けて！』

MG「あ、ウジヒョンはだめ！！」

WZ「おい、ミンギュ。今すぐヌナ離さないと…」

MG「わかった！！わかったから！！まったく…こういう時だけ寝起きいいんだから…」

WZ「なんか言った？ミンギュや」

MG「いえいえ！なにも！」

ウジのお陰でなんとか大型犬ミンギュから抜け出し子どもみたいに拗ねるミンギュは置いといてウジと部屋を出た。

『先にごはん食べててね！私は他のメンバー起こしに行ってくるから！』

ウジにそう言い、私は次の部屋へと向かった。

『ハオ～？朝だよ～』

ハオは一人部屋だし他のメンバーに比べてすんなり起きてくれるから楽だ。
それになんといってもハオは寝起きがめちゃくちゃ可愛くて可愛くて…

『お～い、ハオくん？』

布団からちょこっとだけ覗いてる寝顔がものすごく可愛い…朝から目の保養。

MH「ヌナ、おはよぉ」

んあああ、可愛い。
可愛いよ、ハオくん…いや、ハオちゃん。

『おはよ、朝ごはん食べようね』

MH「うん…たべる」

ずっと見てたい、この姿。

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