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私の言葉に一瞬ぽかんとなったみんなが数秒後、
一斉に賛同の声をあげる。
高木「いいじゃん!行きたい!」
圭人「俺も!」
裕翔「楽しそうじゃん!」
宏太「マネージャーに日程調整してもらわなきゃ」
有岡「俺、海パン買わなきゃ!」
まだ提案しただけなのに、
もう行くことが決まったかのように盛り上がるみんな。
光「ていうか、今日のご褒美それでいいの?」
「うん!それがいいの!」
伊野尾「Aちゃん…健気すぎて泣けてくるわ。
俺が一生かけて幸せにしてあげるからね。」
涼介「こら。それは俺の役目だっつーの。」
いのちゃんに組まれた肩を
すぐに涼介の方に引き寄せられる。
宏太「スケジュール開けてくれるって」
早速、マネージャーさんに連絡してくれた宏太くんが
楽しそうにそう告げる。
「いえーい!」と盛り上がるみんなが
「楽しみだな〜」と言いながら、楽屋へと入って行く。
私も続いて入ろうとしたんだけど、
涼介に腕を引き止められた。
「ん?涼介、入らないの?」
涼介「どうして海に行きたいなって思ったの?」
「これから10周年のツアーも始まるし、
こういう遊びがあるとさらに団結できるでしょ?」
涼介「自分のためじゃなくて、JUMPのためってこと?」
「もちろん、私が海に行ってみたいっていうのもあるよ。
だけど何よりJUMPとの思い出をたくさん作りたいんだ。
私の中にも、みんなの中にも。
もちろん涼介の中にもね。」
涼介「……」
「まあ、だから本当は海じゃなくても、
なんでもいいんだけどね。みんなと一緒なら___」
言葉の続きを言い終える前に、
涼介にそのまま抱きしめられる。
涼介「Aがいてくれて、本当によかった。」
耳元から聞こえてくる声は本当に温かくて、優しくて。
涼介「忘れられない思い出、いっぱい作ろうな。」
涼介のその言葉に私は「うん!」と頷いた。
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__________さあ、
Hey! Say! JUMPの10周年の夏が始まる。
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ありちゃん(プロフ) - 久しぶりに更新してくれて嬉しいです!わたしも完結寂しい、、、paradeのメイキング期待したいです、、、!涼介にもっと嫉妬して欲しい(照) (2020年6月14日 15時) (レス) id: 7f4e14822e (このIDを非表示/違反報告)
miko - I love you (2020年5月6日 15時) (レス) id: e521ced911 (このIDを非表示/違反報告)
いちご(プロフ) - 完結してしまうなんて残念です。paradeのツアーの様子とかも書いて欲しいです♪どんな形であっても、最後まで応援します!! (2020年1月25日 13時) (レス) id: 6ffe3ba49e (このIDを非表示/違反報告)
モリノ ツバキ(プロフ) - 完結してしまうんですか?とても面白いのでもうすぐ終わってしまうと思うと残念です。かぐや姫ロスにならないか今から心配です! (2019年12月16日 0時) (レス) id: 922f4f71bf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みほ.。 | 作成日時:2019年12月15日 16時