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臣side
室内が一瞬沈黙で包まれた。
「確か…監督も事故の前に言ってたって聞きました。“殺される…”って…。」
直人さんのマネージャーがそう言ってオロオロとHIROさんの顔を見て…
HIROさんの顔が険しくなった。
「片岡さんは？何て言ってた？」
檀さんが俺たちの方を見て…
直己さんが、倒れる前に直人さんがしていた話をし始めて…
「…“返せ”の意味が分からないな…」
そう呟いた。
ーーーーーーーーーーーーーーー
「……A……相手の狙いは…片岡さんか？」
少し考え込んだ後、そう言った檀さんの言葉に、メンバー全員が弾けるように顔を上げる。
「え？何？何て？」
隆二が檀さんの顔を見ると…
檀さんは、“まだ確定してないけど…”と前置きしてから話し始めた。
「片岡さんだけ、体験している現象が違う。他の4人には明らかに殺意だけが向けられていて、邪魔な存在として片付けようとしてる。だけど…片岡さんには…時間をかけてる…。…何故だ？」
最後は、自分に問いかけるように…。
話の内容にゾッとしながら、直人さんを1人にできない気がして部屋を出ようとした時…
「…勝手に病室に入るな。結界を張っている。何度も言わせるな。今夜はもう来ない。」
俺は、感情のない、冷たい声の主に振り返ると、カッとなって詰め寄った。
「さっきから、何の自信なんですか？直人さんが狙いなら、この間になんかあったらどーしてくれんだよ？」
「臣ちゃん、落ち着けって！」
健ちゃんに肩を抑えられながら、神代Aを睨みつける。
俺の睨みにも全く動じることなく、むしろ蔑むように椅子に座ったまま俺を見上げた神代Aは感情のないトーンで言った。
「…自信？…事実を言ったまでだ。…ただし、今夜だけだ。明日は分からない。分散している力が１つになれば、今の結界はいつまでもつか分からない。……正体を突き止めないと。登坂とか言ったな？いきりたつ前に、お前ができることをすることだ。」
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◎まる◎(プロフ) - みきさん» はじめまして(≧∀≦)嬉しいです！いつもと違う感じの関係性を書きたかったので(//∇//)恋愛モードに入っていく過程も今後楽しんでいただけたら嬉しいです。 (2019年8月10日 20時) (
レス) id: d297b5115d (このIDを非表示/違反報告)
みき - はじめまして。いつも楽しく読ませて頂いてます。いつもと違うメンバーの主人公への反応の仕方、ツッコミが楽しくて楽しくて(^^)素敵な時間をありがとうございます。 (2019年8月10日 18時) (携帯から) (レス) id: 28e8727e1e (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - あややんさん» お待ちしておりましたー(^-^)/怖い、ありがとうございますー(≧∀≦)◎まる◎は実は怖いの大好きです…でも、case1は控えめにいきたいと思います…。今後もよろしくお願いします！ (2019年8月7日 20時) (レス) id: d297b5115d (このIDを非表示/違反報告)
あややん - っっはっ！コワイっ！やっぱり、まるさんは表現力がほんとに凄いですね！！めちゃめちゃどういう状況かを想像してしまった…。あーー、 3人はどうなったんだろう…続き楽しみにしてます！ (2019年8月7日 20時) (レス) id: f0ecbe2c49 (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - tckntさん» またまた「怖い」頂きましたー(≧∀≦)！皆様の想像力に感謝しかありません(T-T)続きもよろしくお願いします！ (2019年8月7日 17時) (レス) id: d297b5115d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年7月21日 6時
