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「…ったく、全く、何なんだよ…。」
私の隣でずーっとぐちぐち言ってる直人。
「大井課長、片岡さんがうるさくて仕事に集中できませーん。」
私の隣の席の片倉さんが手を挙げて燈護に訴える。
「直人…お前こんなところで油売ってないでさっさと戻れ。」
燈護に冷たく言い放たれて…
「…お前、この借りはいつか返してもらうからなー。」
直人は恨めしそうに私を指差しながら消えていった。
「片岡さんって、どんだけ市野辺さんのこと好きなんですかね。」
クスクスと笑って私に話しかけてくる片倉さんに、
「…好きというより、心配性のお母さんみたいな感じ、昔から。」
苦笑いでそう答えると…
“あ、そんな感じ！”
そう笑った彼女は…私をじーっと見つめて…
「……………………」
…少しの間の後…
「あの……Aさん…って呼んでも良いですか？」
緊張した顔をしてそう聞いてきた。
「え？嬉しい。」
私が即答すると、びっくりした後に嬉しそうに
「じゃあ、私のことは、あおって呼んでください。私の方が年下なので呼び捨てで！」
そう言って、私の手を両手で握りしめた。
「え？呼び捨て！？それはさすがに…私の方が後に入ったわけだし…。」
「ダメです！あおで！」
「…はい。」
片倉さんの勢いに押されて返事をすると…
聞き耳をたてていた周囲のスタッフ達が
「「「「「じゃあ俺(私)は！！」」」」」
一斉にこっちを向いて、呼び名講習会の始まり…
「…お前ら、仕事しろ！」
見かねた燈護が喝を入れるまで、講習会は続いた
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瑞穂(プロフ) - 久しぶりに、来てみたら、大好きなまるさんの作品に鍵がかかっていて、読めず残念です。どの作品も、大好きです。君想うは、鍵がかかっていなかったので、久しぶり読ませて頂きました！やはり素晴らしいです。また、読みに来ます！ (2020年8月6日 1時) (
レス) id: 800035175b (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 私は長編で描写を細かく書いたり話に深みを出せる作者様が羨ましいです♪嬉しいってお言葉ありがとうございます！お互い頑張りましょう(*´ω`*) (2019年5月20日 15時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - 薫さん» 私は短編できちんと話を完結できる書き手さんが羨ましいですー(≧∀≦)！作品拝見してドキドキしてますー(//∇//)今は長編執筆中なんですね！頑張って下さいね(^-^) (2019年5月19日 21時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
薫(プロフ) - ◎まる◎さん» 返信ありがとうございます！本当に面白いです。長いお話をかけるのも凄いなと思います！表現力ありありですよ！作者様の優しい気持ちになれる表現好きです。読んでくださるんですが!?拙すぎて恥ずかしいです(笑)更新頑張ってください！ (2019年5月19日 20時) (レス) id: 8892e5e17b (このIDを非表示/違反報告)
◎まる◎(プロフ) - _noさん» おはようございます(≧∀≦)一気読み…すごい！長い話だから大変でしたよね(>_<)書くたびに話が長くなっていく…。今後も頑張るのでよろしくお願いします！ (2019年5月19日 4時) (レス) id: da4fc601b2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：◎まる◎
| 作成日時：2019年3月9日 13時
