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ゝ
本当に困ってそうなのが伝わってきたから断れなくて、この部屋には俺と綾瀬Aの2人だけ。
前顔を合わせたことがあるけど、今まで特に絡みもない。
しかも年下で後輩で、俺より仕事があるやつ。
なにこれ
気まずすぎる。
綾瀬「あ、曲とか好きにかけてもらって構いませんから。」
ダンスシューズを履きながら俺に声をかけるこいつは、ちっとも俺のこと気まずいとかやりづらいとか思っていなさそうで。
っていうか、俺のこと知らない？
あー、俺のことなんて覚えてないってこと？
そうだよな、お前に比べたら全然テレビにも出てないし、世間から認知もされてない。
この事実を俺が1番わかってるから尚更マジでムカつく。
女だからって調子に乗りすぎじゃない？
はぁ、こんなヤツ入れなければよかった。
そう思いながら、いつの間にか靴を履き終えスマホのイヤホンを耳に挿す綾瀬Aを見ると、鏡越しに目があった。
え、なに。
ニコッて微笑まれて不思議に思っていると、口パクで何か言い始めて。
踊り始めたから曲が始まったんだって気づいた。
イヤホンしてるから何の曲を踊っているのか、何の曲を歌っているのかわからない。
でも、すごく踊りが滑らかくて、楽しそうで。
つい魅入ってしまっていた。
魅入ってしまっていたことにも、綾瀬Aが踊り終えそうな頃に気づいて。
慌てて俺は、練習に励んだ。
ー
10曲くらい通して、次の曲を迎えようとしていたところ。
綾瀬「ちょっと、休憩したらどうですか？」
ペットボトルの先を摘んで、綾瀬Aが俺に水を差し出してきた。
目黒「あぁ、ありがとう……ございます」
シンプルに疲れたから、ありがたく受け取った。
綾瀬「ふはっ(笑)、何で敬語なんですか、私より先輩ですよね？(笑)」
目黒「いや、そうだけど」
綾瀬「目黒蓮先輩。覚えてますよ？岸くんのドラマの時挨拶させていただいたし…、前同じステージに立ったこともありますし。改めまして、綾瀬Aです」
目黒「……どうも」
覚えてたんだ、俺のこと。
バックにいたことも、知っていたんだ。
座りこんで、もらった水を飲む。
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花(プロフ) - 名無し96398号さん» コメントありがとうございます〰️😭💗わー！嬉しいです🌟お読みいただきありがとうございました！！🙈 (2023年1月15日 14時) (
レス) id: 87abfdecbf (このIDを非表示/違反報告)
名無し96398号(プロフ) - ええん天才なんでしょうか😭完結おめでとうございます！😭一気見してしまう魅力たっぷりの作品に出会えて幸せです…！また次回作などあれば読ませて頂きます！素敵な作品をありがとうございました！🕊 (2022年12月7日 17時) (レス) @page50 id: 55f375899c (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - 名前さん» コメントありがとうございます😭そうおっしゃっていただけて嬉しいです🥹❤️お読みいただきありがとうございました✨ (2022年11月14日 23時) (レス) id: 87abfdecbf (このIDを非表示/違反報告)
名前(プロフ) - 完結おめでとうございます！！とても素敵な小説で読み続けるたびに心がうたれました🤭♡そして最後もとても泣きました！✨本当に素敵な小説を作ってくれてありがとうありがとうございました😭 (2022年11月9日 11時) (レス) @page50 id: 38a2014fa3 (このIDを非表示/違反報告)
花(プロフ) - ちゅんさん» コメントありがとうございます😊完結までお付き合いありがとうございました😭😭😭 (2022年11月7日 13時) (レス) @page50 id: 87abfdecbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：花 | 作成日時：2022年11月3日 10時
