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有るところに、双子の姉妹がいた。

顔の作りも、背丈も殆ど一緒で、纏う雰囲気だけが違った。

双子の姉は綺麗系で、双子の妹は可愛い系。

大人は、彼女らの見分けを付けるため姉には、淡い紫、妹には、淡い桃の物を与える様になった。

暫くし、妹が大人にお願いをする。


「 わたし、おねえちゃんと同じ色がいい! 」

「 んー、お姉ちゃんは“蝶”って感じでね。貴女は“花”って感じなの! 」

「 そう、なの? 」


そうよ。と言って苦笑する大人に、彼女は幼いながら悟った。


自分(はな)には、綺麗が合わない、と。


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初めまして、作者の利多です。

この作品は作者の自己満足で作って行きますが、最後までお付き合いしていただければと思います。


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-注意-

・気紛れ更新、全く更新の日が続くと思えば、多目に更新する日が度々ございます。
・原作沿い(オリジナル有)
・二次元創作の為、人目の多い所での観覧はお控えください。

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作者名:利多 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年9月25日 14時

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