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だが距離が遠くてウィリアムさんが飛んでしまった
マーサさんはまだ大丈夫
私が納棺されているのはジャックさんも知ってる
私は首元の痣に触れてイソップさんに化ける
私をイソップさんだと思ったジャックさんはきっと狙ってくるだろう
多分……と思いながら駆け出す
「納棺師ですか」
そう呟いてからジャックさんが此方に刃を振りかざした
すると白い何かが飛んできて避きれずくらってしまう
確か攻撃が当たれば動きが止まると聞いた
その間に私は解除してマーサさんを助ける
でも、時間を食ってしまって次マーサさんが捕まったら飛ばされてしまう
此処はイソップさんに納棺されてる私が囮になろう
「納棺師かと思えば新サバイバーだったとは。それならもう少し……じっくりやって仕舞えばよかったですかねぇ？」
「っ……」
刃が私の背に当たる
「っ、A！」
「早く逃げて」
「……ごめんなさい」
そう言ってマーサさんが窓枠を駆使して行った
「さーて、貴女が逃しましたが彼方を先に追いますか」
そう言って私を無視してジャックは行ってしまう
此処で吊るせば私が納棺されてるとわかってるから……
痛い……血がじわじわと服を染めていく
怖い……嫌だ、死にたくない
遠くから鐘の音がしてマーサさんが吊られてしまって空に煙が見える
次は、私……
なぜかゲートはまだ開いてない
「早く……逃げて」
「いやです」
目の前を見るとイソップさんがそう言って私の体を起こす
「死なせません、もう少しで治療が完了します」
「早く逃げて、私は良いから」
そう言っていると心音がした
「っ、私の事はいい！」
そう言って精一杯の力を込めて押して治療を中断させた
「早く」
そう言えばイソップさんは一瞬私を見てから反対側へ走っていった
「後は納棺師ですね？まあ貴女はもう一度生き返るようですけどそう上手くいかせませんよ」
そう言ってジャックさんは血を流す私をただ見つめる
「……ま、位置は分かるので座らせてあげましょう」
そう言ってロケットチェアに座らせる
ああ、死ぬ
そう思うと怖くて涙が出たが少しすると異変が起こった
目を開けるとイソップさんが目の前のゲートで解読していた
「成功しましたね」
そう言って驚いて突っ立っている私を見る
「開きました、行きますよ」
そう言って開き始めたゲートに私も向かう
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憐海(プロフ) - イーリアさん» ありがとうございます！そう言っていただけてとっても嬉しいです！頑張ります！ (2020年3月17日 22時) (
レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
イーリア - なにこれかわいい 好きです 更新頑張って! (2020年3月17日 19時) (レス) id: 7c0d35bb59 (このIDを非表示/違反報告)
憐海(プロフ) - chara＊doll＿サブさん» あ、ありがとうございます！嬉しいお言葉です！がんばります！ (2020年3月14日 19時) (レス) id: c0818addfc (このIDを非表示/違反報告)
chara＊doll＿サブ(プロフ) - 応援してます！！頑張ってください！！もうこの小説の大ファンです！！リュカさんのファンです！(( (2020年3月14日 19時) (レス) id: 8350102349 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：憐海 x他1人 | 作成日時：2020年3月14日 16時
