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〜マサイside〜


「おはよ…って、どうした?」


フラフラと歩いてきたAは、あまり顔色が良くないように見える。


「体調悪い?」


Aは首を横に振りながら、編集をしている俺の方へくる。


そのまま隣に座って、俺に体を寄せた。


貴「ん…」


そう溢して胡座をかく俺の脚に手を置く。


ヤバ…可愛すぎるだろ…


昨日とはうってかわって、良い意味で可愛らしく幼さを感じる行動と表情に、俺の心臓は高鳴る。


…と同時に、どうしていいか分からなくなり、俺はこれ以上動けなくなった。


シルク「あー…大丈夫?」


ため息をつきながら戻ってきたシルクは、やっぱりか、って顔でそう言った。


「…どうしたのこの子。」


シルク「それを今から聞くんだよ。」


「その間俺は?」と尋ねる前に、「しばらくA頼むわ。」と言われてしまった。


別にいいけどさ…







.






モトキ「A、ちょっと目、見せて?」


Aより後に来たモトキは、俺とAを見てかなり驚いていたが、今は落ち着いて優しくそう言う。


「うん…」


未だ俺にくっついたままのAは、片方のカラコンを取った。


モトキ「んー…ピンクだね。」


俺も目を覗きこむと、可愛らしい薄めのピンク色をしていた。


シルク「ピンクは何なの?」


貴「人に…甘えたくなる。」


少しぶっきらぼうにそう言って、俺の腕をギュッと抱く。


それをあとの二人は見逃していなかった。


まだ何もしてもらえていないモトキが、ここぞとばかりに口を開く。


モトキ「A?こっちにもおいで?」


貴「うん…ありがと…」


あっさりと俺を離れて、次はモトキにくっつく。


モトキがAの頭を撫でると、Aは満足そうに笑う。


シルク「…www」


「…なに笑ってんの。」


シルクは「いやw何もw」とニヤニヤとした顔を俺に向ける。


…ちょっと悔しかったのがバレたか。

 

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ゆーみん - めっちゃ良かった!!!!!!!! (2021年8月7日 5時) (レス) id: 4658dd46fd (このIDを非表示/違反報告)
もとぱちゃんりょ - ←名前変えました。かれんです!久々に来たら完結してた!お疲れ様でした。 (2019年10月17日 16時) (レス) id: 96b6382269 (このIDを非表示/違反報告)
あるみ - わぁ・・・!めっちゃいいお話ですね・・・!!ありがとうございました(*^^*) (2019年9月14日 17時) (レス) id: d943871739 (このIDを非表示/違反報告)
ミク - 完結おめでとうございます!続編作ってほしいw (2019年3月10日 19時) (レス) id: bb4ef08cd2 (このIDを非表示/違反報告)
もちきなこ - キノコさん» ありがとうございます! (2018年12月3日 17時) (レス) id: 0ae4718a03 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:もちきなこ | 作成日時:2018年10月10日 9時

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