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誕生会。2 ページ35

悪ノリ、ダメ、ゼッタイ

兎「ところでAちゃんさぁ〜、なんでいけてる君にだけタメ口なの??」

主『えーと…結構最初の頃に
年も近いしお互い名前で読んで普通に話しましょうみたいな話があって
初めは敬語だったんですが、最近やっとタメ口に慣れてきたので…
とはいえ、いけてる君から言い出した割に、切り替えの問題なのか結構敬語で話してくるんですよ。
二人だけで話してる時は普通に話してくれるんですけどね』

兎「なんか、いけてる君、モテる男(?)って感じだ。
にしても、ずるいーっっ!!俺も年近いし気にしないからタメ口で喋ってよ〜」

熊「そうだな。兎原を敬う必要はないから、話さなくていいんじゃないか?」

兎「熊谷?!?!ひどくねっ?!タメ口どころか話すなって???!」

裏「そうだな。お前になんの得もないから、兎原とは話さなくていい」

兎「裏道さんまで?!」

詩「でも、確かに、ずるいかも。Aちゃん!!私のこと、お姉ちゃんみたいに思ってくれてるのよね??」

主『え、あ、はい!!うた姉ですから!!』
ふにゃ笑み

詩(ん”っ!!可愛いわ、ホント可愛いわ)
「お姉ちゃんに敬語なんていらないのよ!!普通に話して!」

主『うぇえっ?!いや、それは、あの…』

熊「A。俺のことも兄みたいに思ってるんだろ?普通に話せよ」

主『ちょっ!?皆さん悪ノリですか?!』

兎「いやいや、マジだってー。俺らもう仲良しじゃーん」

詩「結構長い間一緒にいるんだし
これを期に、私達だけでももっと気軽にいきましょ!ね!!」

主『あの…私、素だとあんまり口が良くなくて、というか、むしろ悪い方でして…
ついうっかりというのもありますし…
気分を害してしまったりしては……その……』

詩「私がいいって言ってるのよ!ね!!」

兎「そうだよーそれに、いけてる君にはタメ口じゃん!!」

池「え?すみません、呼びました???」

主(いけてる君、また聞いてなかったな…
というか、圧が強い……タメ口かぁ……)
『では、はい、分かりました。少しずつ普通に喋らせて貰いますね(汗)』

熊「既に敬語のままだぞ」

主『あ。』


今日の主役は裏道さんのはずなのにと申し訳なく思いながらも
なんだかんだ仲が深まって嬉しいAだった。


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作者名:カメリア | 作成日時:2021年11月2日 23時

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