お開きまでの道のり。 ページ18
詩「圧倒的妹感がそうさせるのかな?意外に見えるかも」
熊「でも、似合ってる」
主『え?』
兎「それな!!なんかいつもは可愛いーって感じだけど、カッコイイーって感じに見える」
熊「Aは前からカッコイイだろ」
兎「え?あぁ、キャリアウーマンみたいな?」
主(まさか…昔の話をしようとしてる!?駄目ですよ!絶対!!)目で訴える
熊「…………………あぁ」
主(………事なきを得た…??)
詩「でも実はあんまり真面目って感じないよねAちゃん」
兎「そうなんスか?」
詩「楽屋とかで仕事関係以外の話してる時は案外ノリいいし」
兎「へぇ〜。姉さんからみたAちゃんってどんな感じなんスか?」
詩「そうね…妹!ってのは置いておくとして
女でよくある裏表があるタイプとか天然ちゃんだとかぶりっ子とかではなく普通に良い子だけど
可愛がりたい雰囲気だからと言って、純粋培養!!天使!みたいな感じでもないし…
あれだ!体育会系後輩みたいな?」
主(体育会系後輩………)
兎「俺みたいな??」
熊「お前と一緒にすんな」
兎「え?俺、まさに体育会系後輩ッスよね?裏道さん!!」
裏「お前と一緒にすんな」
兎「姉さん…」
詩「兎原くんとは全然違う」
兎「俺の扱い酷ない???」
………………
時は流れ会計後、居酒屋前
詩「気付いたら、こんな遅く…でもAちゃんを色々知れた感じがして良かったわ!また来ましょ!!彼氏迎えに来てるから行くね!」
主『はい!楽しかったです!また是非』
ワシャワシャAを撫でてから
熊「俺、コイツ連れ帰りますんで、また明日」
兎「Aちゃんまた飲もうね〜、裏道さんもまた明日〜」
主『みつ兄も兎原さんもお疲れ様でした!また明日』
裏「気をつけて帰れよ」
主『表田さんもお疲れ様でした!!奢って頂きありがとうございました!!』
裏「元々お礼なんで、別に…。あの、嫌でなければ送りますよ?」
主『いえいえ、そんなご迷惑をかける訳にはいきません!!表田さんも明日お仕事なんですから!』
裏「誘っておいて、流石にこんな時間に一人で帰らせる訳には…」
主『本当に大丈夫です!それに、私、今から局行くので』
裏「え??」
主『明日早いので今から帰るより着替もありますし
局でシャワーして少し休んだら早めに仕事始めようかと!では!』
長引かせないよう、走り去るA
裏(マジか……)
かなり色々心配になったうらみちお兄さんなのでした。
289人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「愛され」関連の作品
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:カメリア | 作成日時:2021年11月2日 23時